概要

「い、いやです！誰かを見捨てるのは頼まれてもしたくないです！」

一見するとどこにでもいる女子校生。
親もオーヴァードな訳でもUGN関係者でも無くごく普通の家庭。
幼い頃、普通に暮らしていた中で突如として能力が覚醒。
両親も認知しているが家族の秘密としている為、他に周囲で彼女の能力を知る人間はいない。
彼女自身も普通の生活を強く望んでいて、目立つ事を避けている。
その一方で密かに自身の能力に興味があり、時折放課後の体育館や空き教室を利用して自分の能力を制御しようと試みている。
その姿が何度か目撃されてしまい、学校の七不思議の一つ「放課後の骸龍」として語れている。

性格

大人しく引っ込み思案。周りに押されると自分の意見を言い出せない。
ただし興味を持った物や関しては周りも驚く程の行動力を発揮する。
困っている人を見ると見過ごせない性質。これは両親の教えの「自分が恥だと思う事はしないように」からの影響である。
最もこれがひっくり返り「何が恥なのか」を推し量った結果、引っ込み思案な性格になってると思われる。
また、妄想癖があり想像が飛躍して突拍子も無い事を言う事がしばしば。

能力

赤い翼を持った骸骨の様な龍への変身能力。
ただし長時間の飛行能力を持たない。（これはあくまで当人が能力を隠して生きてきたので訓練を積んでない為）
血流制御で強化した牙や爪、尾を使った攻撃を行う。
本人の能力制御が甘いのか、変身中にびっくりした瞬間に変身が解けたり、逆に人間の姿の時に興奮したりした場合、尾や羽が生えてきたり等する事があったらしい。
今の所、彼女の日常生活ではそういった状況に多く対面してないが、今後の事を考えて能力制御法を獲得する為に研究をしている様子。
本人としてはどうせ変身するのであればもっと可愛らしく合ってほしかったと思う反面これはこれでありかも…と思いつつある。

七不思議の一つ、「放課後の骸龍」って知ってる？

昔、この学校がある土地は罪人の首を落とす断頭台があったんだって。
無実の罪で斬首された人達の怨念が骸骨の龍となって今もこの学校を彷徨っているらしいよ。
それで、夜遅くまで残ってた生徒がいたら食べてしまうんだって。
今も食べられた時の痛みに苛まれる女子生徒の霊の叫び声が響き渡る事もあるんだって…

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