ヴラド三世から。ヴラド→うらど 三世→みよ
コードネームは真っ赤なドレスを着た様子をイメージして赤クラゲの学名から。

瀉血の効果で年齢以上に幼く、少女のように見える。
また、用事がない限りは静かな図書館にいることを好むため、肌は白い。
性格はおとなしくやや内向的。実験に巻き込まれたり家族を失ったショックで精神年齢はやや幼めのままとなっている。

政治家の娘として生まれる。
美宵が幼い頃に母を病で亡くし、それを皮切りに彼女の父は狂ってしまった。
と地位を得るために、当時UGNが極秘で行っていたエージェントとなるべきオーヴァードを無理やり生み出す研究の実験体に紛れ込ませ、そこから得た情報をもとにUGNへゆさぶりをかけて地位と金を得た父親は不審死を遂げ、美宵には遺産、オーヴァードとしての力、UGNへ歯向かわないための地位だけが遺された。
昔母親に本を読んでもらうのが好きだった美宵は遺産を使って図書館を立て、表向きにはその館長として生活するようになった。

（実験体の過去を知っての贖罪かは定かではないが）味方がいなくて内向的な美宵を心配して面倒を見た期間がある程度ある。
二人きりの時は美宵は霧谷のことを「お兄様」と呼ぶ。

中に喫茶店コーナーのある静かな図書館。父親の遺産で立て、そこに引きこもるようにして生活している。
また、担当するUGN支部も表向きには図書館であり、特定の書籍の貸し出しを受付に頼むことで裏に通され支部に入ることのできる仕組みとなっている。
一般客のいない夜間の打ち合わせには館内の喫茶店を使うこともある。