容姿・経歴・その他メモ

「AからZまで、なんであろうと報酬があるならやってみせよう！　──ああ、儲けられる方につく前提はお忘れなく？」
「何を言っても資本で世界は回ってるんだ。じゃあ稼いで自由を買うのが勝者の側だろう」

UGNエージェント──だったのは実質的に過去の話。
上の命令ではなく、自身の意思で動ける権利をUGNへと要求、当時志願者を募っていたレネゲイドウィルスへの指向性付与実験に参加し、危険性の高いそれを生き残って成果を挙げた。その報酬として先の要求を強引に通している。
そのため、籍はUGNに置いているものの、フリーランスに近い。好きに任務を受け、好きに稼ぎ、好きに生きている。
その信念は在り方に表れているように、資本が至上。資本主義に迎合し、それがないなら自由さえ確保できないと謳い、故にこそ稼ぐために仕事をする。彼にとって任務は正しくビジネスである。
稼げるなら何でもやる、を標榜して何でも屋を自称はするものの、周囲の認識は荒事専門の傭兵である。実際、各地の戦場を渡り歩いては一番儲けられる側につき、生き残って──勝ち残って帰還する。
当然に恨みは買いまくっているので秘密主義が極まっており、石橋は叩いて壊して組み直す。本名は明かさず、全身は暗器の見本市である。例として、タバコを吸うのに使うオイルライターは火炎瓶の代用でもある。全身に仕込まれた暗器類は当人以外は誰も全てを把握していない。

前述の実験によってシンドロームによる五感の強化は射撃戦に特化されている。また、即席で錬造した弾丸によるあり得ない軌道での射撃も可能。跳弾による複数への同時射撃もお手の物である。
無論、彼の技術だけではどうにもならない場面も多々あれど、そうした事態では躊躇なく外部への支援を要請する。

対価と引き換えに使えるものを好きに使える、必要を集合知で補えることがヒトという社会的動物、そして資本主義の本質だというのが彼の正しい信念。

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