容姿・経歴・その他メモ

「サァサァ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい、素晴らしき影の世界！」「あれぇ？……うふふ、黒子を覗いちゃ、ダメだ、よ？」「さぁ、踊ろ？」

◆来歴
年間の誘拐事件の約6%、それがシュブ=ニグラス信仰に関わる行方不明事件の数である。
甘南備愛はその犠牲者であり、儀式の生贄として捧げられた者であり、そして寵愛を"受けてしまった"少女だ。
結果、仔山羊たちの乳母となった少女は彼らに"愛され"、信者たちがその愛を奪い合う内輪もめによって教団は滅んだ。
以来、彼女は仔山羊たちを影法師として従えながら、影絵芝居のストリートパフォーマンスで路銀を得て路上暮らしを続けている……稀に起きる事件に、探索者として巻き込まれながら。

黒々とした影には"子供"たる黒い仔山羊たちが蠢いており、授かった役割(ロール)である"仔山羊を統べる乳母"としての権能によって乳房は豊かに張っている。

◆能力
影法師として自らの影に潜む山羊を自らの香気によって操ること。普段は《傍らの影法師》によって影法師をを被るようにして姿を偽りつつ、《影絵芝居》によって芸を披露している。
だがその影絵芸は異端の演目であり、攻撃的意図を込めて啓かれる《舞踏会》は対象の精神を誘い、蕩かし、堕としつくす。
副次能力として放たれる香気は天上の快楽をもたらし、衆目を集める、心を解きほぐす、活力を漲らせるといった作用を持つ……ばかりか、常人であれば快楽によって気絶してしまうほど。普段は影法師を被ることで香りの発散を防いでいる。

◆性格
元々は快活で行動的なごく普通の少女だった。
だが誘拐された経験と、儀式によって信者と眷属たちに寵愛を求められた経験から、「悪い人は罰する」「善き人を愛する」「困っている人を助ける」「愛を振りまく」と言った、ある意味で敬虔な行動原理が付け足された。

面白そうなことには積極的に首を突っ込んでいくが、それはそれとして求められたら断れない。押しが強いが押しに弱い性格。

◆その他
一人称：ワタシ、ゆったりとしてフワフワの服装、ロリ巨乳、ややメスガキ

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