容姿・経歴・その他メモ

　UGNイギリスから移籍し、心理学者として働きながら日本支部にて活動しているエージェント。
　指揮や支援能力だけでなく、本人の戦闘能力も優れるため、後任の支部長が欠けて不安定となった支部を転々としている。現在、籠辺市支部の新たな支部長として就任して活動している。

　イギリスの心理学者の家庭の出身で、生まれた当時から「現実の事象に干渉する」能力を既に持っていた。当時、両親はレネゲイドウイルスに関する知識は全くなかったが、父親の「未知から目を背けるのは学者の姿ではない。それに、実の娘に怯えるようじゃ父親失格だ」という強い信念と愛情により、1人の娘として育てながら共に能力に向き合ってくれた。

　物心が付き、いよいよ能力の制御が困難になってきた頃、UGNイギリスがオーヴァードの力を認知し、能力制御のために施設と人員を提供してくれるようになる。
　訓練施設でたびたび暴走を起こしながらも能力を制御しようと模索していたところ、UGNと父親の心理学会の伝手により、テレーズ・ブルムの協力を得ることできる。彼女はすぐに、「本人の思考そのものが能力として発現している」ことを見抜き、思考回路の制御が能力制御の鍵であると提唱した。結果として、能力を用いた思考回路の制御を身につけることで能力を掌握し、「事象を形成する」能力として昇華させるという多大な貢献を残していった。
　それ以降、彼女に対して強い尊敬の念を抱くようになり、正式にUGNエージェントとなってからは、現場の立場から彼女を支えようと尽力するようになった。日本支部への移籍も、プランナー"都築京香"がFHから脱退したことによるFHセルの活性化により、問題が増加して組織体制が不安定となったUGNを支えるためである。


【父親から教えられた教訓】

『人が"痛い"と感じる時のは、傷が痛いからじゃない。"傷つく"ということは、心が痛いと感じることなんだ』

『体の傷はすぐに治っても、心の傷はなかなか治らない。それを唯一癒せるのは、精一杯の思いやりと、心からの"ごめんなさい"だ』

『人は知らないものを恐れる、これは仕方ないことだ。肝心なのは、"相手に恐れられることを恐れない"ことだ。恐れずに歩み寄って、最後に小粋なジョークを添えてあげれば、誰とだって友人になれる』

『誰かを傷つける者に対して、力を振るおうとしてはいけない。誰かが傷つくのを防ぐことでしか、悲しみを減らすことはできないんだ』

履歴

所得ロイス(In side Black box)
・父親
・テレーズ
・不気味な怪物
・烏羽
・為永
・宍也　影地

所得ロイス(Night of the White Knights)
・父親
・テレーズ
・遺跡
・烏羽
・為永
・アビゲイル

所得ロイス(Grayscale Days)
・父親
・テレーズ・ブルム
・アッシュ・レドリック
・為永　巴
・宍也 影地

セッション履歴