容姿・経歴・その他メモ

常にどこか含みを持たせたような笑みを浮かべている、薄灰色の髪と目をした女性。

物心ついた時には臓器売買用の商品として売られていたが、売り払われる直前にオーヴァードへと覚醒。言葉巧みに周囲の大人たちを操り、臓器売買組織を乗っ取って商品を子供から大人へと変えることで事なきを得ている。
大人たちをある程度『販売』したところで警察へ通報し、自身はＵＧＮへと保護された。その後は元商品の子供たちを安全な施設で育ててもらえるよう尽力している。
その頃、魁渚は見た目の年齢で8歳前後。当時のことを振り返ると、魁渚は常にこう答える。

「私の祈りに応えた、お父様の導きがあったのよ」

なお、六花魁渚の血縁者は記録が存在せず、彼女の言う『お父様』が何者かについては、一切知ることができない。



ＵＧＮエージェントとしては主に後方指揮を担当しており、自ら戦場に立つことはめったにない。
しかしひとたび彼女が戦場に立てば、それがどれほど不利な戦況であろうと確実な勝利だけがもたらされる。
まるで未来を識るかのように、指先ひとつで戦場を操る彼女の姿から、いつしか人はこう呼ぶのだ。
――『ラプラスの悪魔』、と。


「まるで、私がここにいることがおかしいような顔をするのね。『私』は知らないけれど、少なくとも私はこうして世界の平和のために尽力するのも、悪くないと思っているの。……そうね、こう言ったら疑われてしまうでしょうけど、私は本当に、人間を愛しているのよ」
『外にて識る者』、歌うように。

セッション履歴