概要

「ごきげんよう、ボクに何か用かな？」
「ボクが出来る話は、伝え聞いたものくらいだよ。」
「ねえねえ、キミの知っている詩をこのボクに聞かせておくれよ！頼むこの通り！」＞人＜

中性的な顔立ちをした長髪の女性。
人目を惹きつつも近寄り難いその容姿とは裏腹に、非常に気さくな性格をしており好奇心も旺盛。
特に詩や書物などへ納められた伝承や神話に強い興味を示す。
見た目はかなり若い(20代前半)が、とある騎士の育ての親であり、一体何年生きているのかは定かではない。

以前は海を超えた遥か遠くの地まで足を伸ばしたこともある旅人で、様々な神話や伝承を知っている。
その上、どこのものかも分からない言い伝えも知っており、気に入った者にはそれを語ることもある。

ここ20年ほどはキャメロット近郊の街に腰を落ち着けており、冒険者たちが集う酒場へたまに顔を出す。

人や場所によって伝わる評判がバラバラで、ある場所では華麗な剣術で斬り結んだと聞けば、別のある場所では繊細な弓捌きで計算された戦いを見せたとされ、またある場所では見慣れぬ魔術にて敵を一網打尽にしたと言われる。
共通しているのは、凄腕であるということと、襲われていたり困っているところを助けてもらったことだけである。
彼女が本当に得意としている戦闘スタイルを知るものは果たして存在するのだろうか。

能力

彼女は"星見の瞳"と呼ばれる特別な瞳を持っており、視たものの存在の質を見分ける能力と並行世界を観測する能力を有している。
この瞳と育ての親である"湖の乙女(ユナはニムエと呼んでいる)"からの加護によって、通常の人間では到底考えられないほどの年月を既に過ごしている。
長い年月の中で様々な戦場を渡り歩いて来たことで、各地で適した戦い方が出来るようになっている。
旧知のとある宮廷魔術師曰く、「彼女は騎士であり、狩人であり、魔術師であり、吟遊詩人なのだ。」とのこと。
加えて、「彼女は、私とは"別の物語"を見ている。」とコメントしている。
旅の途中で拾った剣を護身用として愛用しているがこちらも曰く付きの代物で、普段は自身の魔術によって二つに分けている。
本人曰く、「常人なら触れただけで狂ってしまう」とのこと。

同郷の騎士について

"湖の騎士"ランスロットと同郷ではあるが二人は知り合いではない。
彼が育てられたのはユナが旅立ってより遥か後の話であり、旅立って以降ユナは"湖の乙女"とやり取りを交わしていないためである。
ユナの方はキャメロットで彼を見かけており、魔力が自身と同質であることから同郷を見抜いている。

履歴

【元ネタ】？？？
【CLASS】ルーラー
【マスター】なし
【真名】？？？
【性別】女
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E～B　耐久D～A　敏捷D～A　魔力EX　幸運C　宝具EX
【クラス別スキル】
真名看破：A
　彼女が持つ瞳により、魂のレベルで存在を看破できる。
　直接遭遇した全ての存在の真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
　隠蔽能力を持つ存在に対しても、彼女自身の目で注視することによって看破可能。

【固有スキル】
星見の瞳：EX
　彼女が持つ特別な瞳。瞳に捉えた対象がどんな存在であるかを見分ける力と、並行世界を観測する力を持つ。
　この瞳を持っていることで真名看破がAになっており、星の観測者を習得出来ている。
　発現時には瞳の色が天色に染まる。

万能適応：A
　あらゆる戦技や戦術を熟知習得し、状況に応じて自らの身体能力や戦い方を臨機応変に変化させるスキル。魔力放出の上位スキルにも相当する。
　魔力の流れを変化させることで、ステータスの著しい変化を可能にする。
　その激しい変化は、彼女の持つ膨大な魔力と圧倒的な知識でなければ成立しない。

対魔力：B
　一英霊の魔力の奔流程度では、彼女の存在には傷一つ付かない。

言語理解：A
　神の創造物が使う全ての言語を理解可能。
　地上の者達が知らない、天使のみが使用する言語も習得している。

星の観測者：EX
　全ての歴史のターニングポイントを観測した存在に与えられる特殊スキル。
　あらゆる"観測不能な事象"を"観測可能な事象"へと改変する。

【宝具】
『？？？？』
ランク：EX　　　　種別：対界宝具
対象：ー　　　　　最大捕捉：ー
長い時を生きてきた中でただの一度も使用されていない。また彼女自身も使用する気がない。

『？？？？』
ランク：A++　　　　種別：対城宝具
対象：1～30　　　　最大捕捉：500人
ユナが携えている剣の完全解放。回帰の誓約を纏っており、斬った対象の加護や呪いを一つ取り除くことが出来る。
普段は片刃の二振一対の剣として使用されるが、解放時には二つが合わさり両刃の大剣となる。
強い魔力を宝具自身が内包しているため、解放時には魔力の影響をユナ自身も受ける。
制御のためユナの手によって解放度が調節される。
一部解放の場合、ランクがAとなり最大捕捉数も100人まで減少する。
完全解放時には他の宝具が使用不可となり、属性が混沌・悪へ変化する。

『真実が綴る曇りなき星の唄《Arcadia Re:Code》』
ランク：A　　　　　種別：対軍宝具
対象：1～50　　　　最大捕捉：300人
ユナの右中指に嵌められた指輪の完全解放。普段は指輪を通して"発した言葉に事象を引き寄せる言霊"を生み出している。
また彼女自身の法外な魔力量の隠蔽にも一役買っている…というかこちらが主な役割。
魔力の雫である自身の血で濡らすことで真名解放が可能となる。
真名解放時には特大の魔力を乗せることでより強い縛りを持つ言霊を生み出し、その言霊を聞いた者に星の記憶の奔流を幻視させる。
星の記憶とは本来常人に受け止められる情報量ではないため、大量の記憶を流されればたとえ英雄であろうとその動きを著しく鈍らせることが出来る。
並の存在であれば例外なく自我を失い、狂乱に堕ちることとなる。

『？？？？』
ランク：B　　　　　種別：結界宝具
対象：1～90　　　　最大捕捉：ー
自身の法外な魔力を利用して広大な結界を展開し、自らが持つ星の記憶を魔力が許す限り再現する。
結界内にて災害を起こすこととほぼ同義であり、そうなれば英雄でもない限り無事でいられることは叶わない。

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