容姿・経歴・その他メモ

五条権大納言に仕える女武者。表向きは巴海(ともはる)と名乗り、男として振舞う。

普段は穏やかで、人と人の諍いを厭うおよそ武士とは思えぬ性分。
男として振舞いながらも、花を愛で月を想うなど女らしさは捨てきれずにいる。
しかし、ひとたび"悪鬼"と対すれば、普段の彼女は鳴りを潜め『鬼を斬るための鬼』となる。

能力は『血液による肉体強化/光波から斬撃への転換』。桜色の光を刀身に纏わせ鬼を斬り祓う。
父から継いだ円流(まどかりゅう)による舞うような剣戟と刀身の光が合わさり、美しい軌道を描き出す。
鬼(もののけ)としての力も父から受け継いでおり、その力を解放することでさらに強烈な剣戟を繰り出すこともできる。
また、人の心を動きを「視る」こともでき、物の怪であっても斬るべきか否かを見極めようとする。


物の怪(オーヴァード)の検怪異使を父に持つ。
紀堂家は子宝に恵まれず、生まれてきたのも女児である巴海だけであった。
やむを得ず巴海を跡継ぎとすることとなり、彼女は男児として父から厳しい修行を施された。
しかし、女を捨てねばならぬ巴海を憂いた母は、父に隠れて彼女に女としての教養を施した。
父の厳しさと母の優しさを受け、巴海は心優しき武者として育ち、父の跡を継ぎ検怪異使として召上げられた。

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