“目に灼き付ける”紫蘭 烏
プレイヤー:ナシゴレン
「オレは人が幸せになる嘘しかつかないもんで!」
- 年齢
- 十五歳
- 性別
- 男
- 星座
- 天秤座
- 身長
- 172cm
- 体重
- 血液型
- O型
- ワークス
- UGNチルドレンC
- カヴァー
- 中学生
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- ハヌマーン
- HP最大値
- 27
- 常備化ポイント
- 4
- 財産ポイント
- 2
- 行動値
- 7
- 戦闘移動
- 12
- 全力移動
- 24
経験点
- 消費
- +34
- 未使用
- 0
ライフパス
| 出自 | ||
|---|---|---|
| 安定した家庭 | ||
| 経験 | ||
| 喪失 | ||
| 邂逅 | ||
| 任意 初恋の人 | ||
| 覚醒 | 侵蝕値 | |
| 無知 | 15 | |
| 衝動 | 侵蝕値 | |
| 闘争 | 16 | |
| 侵蝕率基本値 | 31 | |
能力値
| 肉体 | 2 | 感覚 | 2 | 精神 | 3 | 社会 | 2 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シンドローム | 1×2 | シンドローム | 1×2 | シンドローム | 1×2 | シンドローム | 1×2 |
| ワークス | ワークス | ワークス | 1 | ワークス | |||
| 成長 | 成長 | 成長 | 成長 | ||||
| その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
| 白兵 | 射撃 | RC | +3=6 | 交渉 | |||
| 回避 | 1 | 知覚 | 意志 | 1 | 調達 | ||
| 情報:UGN | 1 |
ロイス
| 関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Dロイス | 超血統 | ― | |||||
| あの人 | 純愛 | / | 無関心 | 「…所謂初恋、だったんすけどねぇ……オレが目瞑ってたら消えちゃいましたよ」 | |||
| UGN | 感服 | / | 無関心 | 「あっぱれっすわ」 | |||
| アタランテ | 傾倒 | / | 厭気 | 「アンタの存在が、オレがまだまだ強くなれるって証明してくれた」 | |||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
| (LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
| ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
| 非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
| サイレンの魔女 | 7 | メジャーアクション | 〈RC〉 | 対決 | シーン(選択) | 視界 | 5 | ||
| 攻撃力+LVx3の射撃攻撃を行う。このエフェクトを組み合わせた攻撃にはコンセントレイトを組み合わせることが出来ず、対象の装甲値を貫通する。 | |||||||||
| 援護の風 | 7 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 2 | ||
| 対象が判定を行う直後に使用。そのダイスを+LV個する。 | |||||||||
| ウィンドブレス | 8 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 3 | リミット | |
| 援護の風を使用する直前に宣言。援護の風を使用した判定の達成値を+LVx3[経験点修正:-5点] | |||||||||
| 真偽感知 | 1 | 2 | |||||||
| 発言の嘘を見抜くエフェクト。嘘をついてるかは分かるが、内容まではわからない | |||||||||
| 蝙蝠の耳 | 1 | ||||||||
コンボ
エアブラスト
- 組み合わせ
- サイレンの魔女+援護の風+ウィンドブレス
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- シーン(選択)
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 10
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 3+7
- 10
- 6+24
- 21
- 100%以上
- 3+8
- 10
- 6+27
- 24
- 3+7
対象の装甲を貫通
| 一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| デモンズシード | 3 | ||||
| レネゲイドナチュラル | 20 | ||||
| 思い出の一品 | 2 |
経験点計算
| 能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用| 0
| 2
| 139
| 23
| 0
| 164
| 0/164
| |
|---|
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
紫蘭の花言葉
「変わらぬ愛」
「あなたを忘れない」
「美しい姿」
愛は変わらない。あなたを忘れる事はない。
ただ、あまりにも美し過ぎて目は合わせられないんだ
履歴
UGNプロファイリング
紫蘭 烏。カラスと書いてメカクレ、と読む変わった少年。カラス、とは良く言ったもので実態は『両親から自分の記憶を消させる』事を選択するほどには『巣』への拘りはない様子。能力としては非常に高い精度と出力の『風』を操作する。また、『聞き分け』や『聞き取り』の能力も高く、エンジェルハイロゥを所有する同い年のチルドレンと比べても尚、劣る事はない程の精度。
本人の語りによれば、オーヴァードと自覚する前からある程度能力を使っていたと考えられる発言が見られて、特に『聞き分け』や『聞き取り』を使っていた様だ。
つらつらり
あーあー…OK。マイクはよさそう。
これから語るのは仮にも正義の味方UGNにこんな能力の使い方をしてた、だなんて言ったら怒られる様な事。一応、オレも『いつ消えるか』だなんて判断つかないからログとして残しておこうと思ったのがきっかけ。
本当に最初のきっかけは…きっかけって言うきっかけは無くて、本当に生まれついた時から。『風』は常にオレの味方をしてくれてたし、『声』とか『音』には昔から敏感だった。それをちゃんと『変わった事』として自覚できた事、そして隠せた事がラッキーだったかな。
ここでカメラは止まっている。
「…はぁ……」
…やめだやめ。オレについて残したって大したことはない。
写真を見た。一枚の写真。たった一つだけ、オレが家族から記憶を消してもらう時に自分の手元に貰った写真。
「…そりゃ、隣に咲いたこんなデカい花の近くじゃ霞むかもしれませんけど……」
そう言い、埃を取るように『その人の部分』だけを指でなぞる。…うん。
「…オレにとっちゃ、誰よりも輝いてたんっすから…」
オレの初恋の人。オレの大好きな人。オレ、オレの。数え上げたらキリがない。それほどまでにオレは彼女の記憶でいっぱいだと言うのに。
「……」
小学生時代。10とか11でこっち側に越してくる前は家も近くて、家族同士の仲も普通に良好な家庭があった。姉妹と両親で、姉妹の下の方はクラスも何回か同じになったし、男女って境目がない時期だったこともあって良く遊びに行ったのを覚えてる。……そして、この写真に映る『お姉さんの方』それがオレの初恋の人。
「…本当、どこいっちまったんすか〜?」
風の噂…オレの場合は、『流れてくる事実』によると、オレが引っ越して暫くした後に行方不明になったと聞いた。……それを聞いた時に、戻ってみたけど『聞こえ』はしなかったし、『知ってる』人もいなかった。
誰よりも、オレの話を楽しそうに聞いてくれて、年上なのに年下のように可愛かった人。だと記憶してる。どっかしらの時期から、妹ちゃんの方が習い事漬けになり、暇してたオレと尋ねると律儀に毎回出てくれるそのお姉さんとで遊ぶ様になった。
「…『すなばでおすなって』」
最初に言ったギャグかも怪しいふざけた言葉。『ずっと不安さを感じていた心音が初めてリラックスしてくれた』言葉。それ以来、オレは洒落やギャグ、落語が好きで仕方ない。
「……」
ゴムが緩くなってきたので髪を結び直す。あの人から貰ったヘアゴムとヘアピン。「全体的に髪が重そう」と言われて付け始めたその二つ。幼いながらに『そういう』素質があったオレは、背面に座られての姿勢にドキドキして仕方なかった事を思い出す。
…羨ましいな
あぁ、クソ。余計な事思い出した。
今になって、ちょっとだけ大人びて。えんぴつコロコロで成績学年トップを叩き出すオレが言うのもなんだけど年齢が上がれば当然競争は激しくなる。自分の世界じゃなくて他人からの評価が絶対になる。…きっとあの人は、そんなプレッシャーに押しつぶされたんじゃないかと考えてしまう。幼いながらに。
『それ』はヘラヘラしてても色々出来てしまうオレへの言葉なのか、それとも習い事も色々やって賞にも受賞してしまう妹ちゃんへの言葉なのか。前者だとしたら、愛する人を傷つけてしまうオレが非常に憎い。常にあの人の前でヘラヘラしてた自分を恨みたくなる。
「…また、出てきてくださいよ。そしたらちゃんと見届けますから───
…おれのなまえって、へんかな…
いいじゃん。メカクレって。クールで、なんか、いい…!
目、出さないの?
…そんなに顔に自信ないんすよ。こっちの方が見慣れてるのも事実でしょう?
─── そん時は、ずっと見せてなかった目も見せてあげますよ」
あまりにも美しくて残酷な
クラスメイトへの手紙を届けに行ったのが始まりだった。休んだ彼女への手紙を届けに行った時に、少年の運命は変わった。
「えっと……」
「…てがみ、とどけにきました」
初対面の時は、実はそんなだったりする。一目惚れかと言われると、そうでもない。お互いに『髪がすごい子』と『オドオドした人』ぐらいの関係だった。
「えっと……」
「─── ちゃんいますか。あそびにきました」
そのうち、何度も会うようになった。いつ訪ねても用事のあるその子は『習い事』だと言われながらも当時の少年は察する力こそレネゲイドの片鱗を見せているが週感覚をあまり理解していない典型的な幼い少年だったので構わず訪ね続けた。
「…うち、上がる?」
「おじゃまします」
そのうち、その少女の部屋に招かれ始めた。
「おいで、髪。邪魔そうだよ?」
「ん」
メカクレ、その名前に縛られるように目を隠していた少年が、初めて軽くと言えど髪を整えた。相変わらず、目は見せなかったものの与える印象はモサモサではなく伸ばしている、になったと言えるだろう。…真後ろに異性を座らせた少年の心は、多少歪んだそうな。
「砂場でおすなって!」
「…ぷっ…何それ」
笑ってもらえた。悲しいことを忘れてくれた。そんな一つの成功経験は、きっと忘れる事はない。その関係は、いつしか二人だけのものになっていった。
引っ越し、離れ、知らぬ間に愛した少女は消えた。
きっと彼女は誰にも覚えられていないと、見られていないと思い続けたんだろう。
だったら、自分も消してやる。生きた証を、全てを。
記録なんか残っていなくても、記憶に焼き付けるから。
目を隠すのはやめよう。…ちゃんと、見ていてあげないと
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
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