プロフィール

「え〜もしかして〜……しのくんってうちのこと好きなの〜？」

誕生日

4月9日――鳥言葉「私を見て」

家族構成

両親ともに他界、姉のみ

一人称／二人称

「うち」／「キミ」

好きなもの

姉、りんご、真っ直ぐな人

嫌いなもの

辛いもの

苦手なもの

炭酸、自分自身

人物

　黄色いメッシュが目立つUGNチルドレン。
　間延びした口調とオーバーサイズなパーカーが特徴的な少女。
　お昼休みに立ち入り禁止の屋上に侵入して、アップルパイを食べながらりんごサイダーを飲むことが日課。

　口調の通り全体的にのんびりとした性格で、好きなものややりたいことのため以外には極力動こうとしない。興味が無いことに無関心というよりは、ただの面倒臭がりで、楽しいこと優先なだけ。
　"エモい学生生活"を送ることが人生の第一目標。そのため、学生生活に関係ないと考えているUGNの任務には、それはもうびっくりするくらい消極的。
　けれど同僚や上司と話すのはまあまあ好き。

　一般人の友達は多い。
　にもかかわらず、日常の些細なことにオーヴァードの力を使おうとする（身体測定時の体重操作がよい例）不届き者である。何度か注意を受けているが馬耳東風。そろそろ罰として支部のトイレ掃除をやらされることになるだろう。

経歴

　UGNチルドレンとしての経歴はありふれている。
　数年前にジャーム事件で両親が死んで、ごく普通の少女から一転、非日常へ足を踏み入れた。
　その際に姉が自身を庇い、致命傷を負った。目の前が真っ赤になったのは、姉の血によるものか、自身の怒りによるものか――兎にも角にも、そのショックで覚醒することと相成った。

　姉のことが大好きだった。
　内気で消極的で、あまり自分のやりたいこと、言いたいことを表に出せなかった自分にとって、自由気ままにやりたいことをやって生きる、己の意思を通すことに怖気付かない姉は憧れだった。
　例え、両親がそんな姉に頭を抱えていようとも、姉の姿は一番星のように輝いて見えた。
　そんな姉が、自身を庇い、言ったのだ。
「自由に、素直に、生きな」と。
　自由も素直も、その象徴は他でもない姉だった。
　だから、その通りに生きることにした。姉のように気ままに、姉のように明るく、生きることにした。

　その姉は、UGN管轄の病院で、現在眠りについている。
　そこに通うのは習慣だ。毎日のように通って、姉に今日あったことをただ語る。いつか彼女が目を覚ました時に、今の自分を褒めてもらうために。

シンドローム

　バロール×ウロボロスのクロスブリード。
　左手の手の甲に蛇の目のような魔眼を持っており、普段はグローブでこれを隠している。
　この、いわゆる魔眼の視界を隠した状態では、その左手で触れたものを対象に重力操作が行える。

　魔眼の視界を開くと、それは彼女の体に黒い蛇のような痣を這わせ、魔眼が視認した場所に、大量の小さな魔眼が散らばった影を生成・操作する力を彼女に与える。
　その様はさながら星が瞬く夜空――彼女には、小さな夜空を廻らせる力があるのだ。

　小さな魔眼の方も重力操作能を持つが、左手の魔眼が「核」のため、これが閉じてしまうと能力の一切が消えてしまう。
　意識的に閉じようとしなければ、雨にぬれても眩い光の前でも、ドライアイ知らずの左手の魔眼が閉じることは無いが、魔眼そのものが傷付きかねない状況下では防衛本能で反射的に瞼を閉じてしまうため、それは彼女の明確な弱点である。

履歴

Emotional Valkyrie

任務？やだよめんどくさい～

PC2

シナリオロイス：響谷 忍（ひびや・しのぶ） [P]好意／[N]諦め

ワークス/カヴァー：UGNチルドレン/女子高生
　君は高校に通いながら、人類の守護者として任務を与えられるUGNチルドレンだ。
　けれども高校2年生、年頃の少女として生きるのに忙しい君は、UGNの任務をサボりがちである。
　そんな君にいつも口うるさく説教してくるのが、同じくUGNチルドレンである響谷 忍だ。
　その日も響谷は君にUGN支部へと誘う。新しい任務があるのだと言って。

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