ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

両角 杏 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

X代目の守護神ミツルギサマ両角 杏もろずみ あんず

プレイヤー:夢土竜

神として、人命を護る。それだけの話です」

年齢
15
性別
星座
双子座
身長
145
体重
47
血液型
B型
ワークス
UGN支部長A
カヴァー
高校生
ブリード
クロスブリード
シンドローム
ブラム=ストーカー
エグザイル
HP最大値
29
常備化ポイント
4
財産ポイント
0
行動値
7
戦闘移動
12
全力移動
24

経験点

消費
+63
未使用
92
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 わたしの血にはミツルギ様の血が流れていると、おばあちゃんが言っていました。
名家の生まれ
経験 その戦いは、対外的には勝利で終わりました。けれどわたしは守れなかったのです。血の繋がった両親を。
大失態
邂逅 あの日、あの時、彼女の言葉がなかったら…わたしは自分の使命を忘れたままでした。
部下
覚醒 侵蝕値 熱くて辛くて苦しくて、伸ばした手を、ミツルギ様が取ってくれたのです。
渇望 17
衝動 侵蝕値 まだ死なせない。死んでほしくない。……ころさないで。
恐怖 17
侵蝕率基本値34

能力値

肉体4 感覚3 精神1 社会1
シンドローム1+2 シンドローム2+1 シンドローム1+0 シンドローム0+1
ワークス1 ワークス ワークス ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵1 射撃 RC 交渉
回避1 知覚 意志+1=1 調達1
運転:二輪2 情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 触媒カタリスト 人を助けるための力。それはきっと、神様の力。
Sロイス:両親 両角夫妻 憧憬 悔悟 絶対、人に戻す。わたしのすべてを投げうっても。
祭神 ミツルギ様 傾倒 劣等感 もともとはアメイ様という名前だったらしいです。今の方がカッコイイと思います。
赤坂 未来 感服 悔悟 ……その勇気に敬意を表して、わたしは何も言いません。
コーヒー 好意 嫌悪
宍戸部町 懐旧 悔悟
ミヨ 同情 憐憫

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
赫き剣 3 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 3
IAp105/白兵武器作成
┗破壊の血 3 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 2 リミット
EAp51/《赫き剣》《赫き猟銃》で作成する武器の攻撃力+[Lv×3]/HP2点消費
伸縮腕 3 メジャーアクション 〈白兵〉 対決 視界 2
EAp67/射程を「視界」へ/判定ダイス-[3-Lv]
コンセントレイト:エグザイル 2 メジャーアクション シンドローム 2
EAp129/C値-Lv(下限値7)
環境適応 1 常時 自動成功 自身 至近
低酸素地帯や局地、水中に適応する。
異形の歩み 1 常時 自動成功 自身 至近
肉体を両生類のように変形させて、どんな場所でも移動が可能になる。
超人的代謝 1 常時 自動成功 自身 至近
多少の怪我はすぐに回復する。ただし、多くのカロリーを消費する。

コンボ

再臨

組み合わせ
《リミテッドイモータル》《赫き剣》
タイミング
マイナーアクション
技能
難易度
自動成功
対象
自身
射程
至近
侵蝕値
5
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力

裁き

組み合わせ
《鮮血の一撃》《コンセントレイト》《伸縮腕》
タイミング
メジャーアクション
技能
白兵
難易度
対決
対象
単体
射程
武器
侵蝕値
6
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
4+6
8
1
《赫き剣》
100%以上
4+7
7
1
《赫き剣》

《赫き剣》による攻撃。HP-2消費。

天赤御剣テンカゴケン

組み合わせ
《鮮血の一撃》《ブラッドバーン》《コンセントレイト》(+《伸縮腕》
タイミング
メジャーアクション
技能
白兵
難易度
対決
対象
単体
射程
武器
侵蝕値
8(10)
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
80~99%
4+6
8
1
《赫き剣》+12
100%以上
4+7
7
1
《赫き剣》+16

《赫き剣》による攻撃。HP-5消費。

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
《赫き剣》 白兵 〈白兵〉 0 Lv×3+7 0 至近 使用するとHPをLv点喪失/《破壊の血》使用で攻撃力+[《破壊の血》Lv×3]
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
コネ:UGN幹部 1 コネ 〈情報:UGN〉 Dを+2。同僚や同期、あるいは上司。
コネ:研究者 1 コネ 〈情報:学問 Dを+2。両親のことを見てくれている人たち。
思い出の一品 2 その他 効果参照 意志の判定達成値+1。そのボロボロの白衣。

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 0 101 0 0 101 92/193
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

プロフィール

「ごきげんよう。わたしが神様です」

誕生日
6月12日――鳥言葉「天からの啓示」
家族構成
父・母(共にジャーム化)・祖父・祖母
一人称/二人称
「わたし」/「あなた」
好きなもの
雨、人助け、サイダー味の飴
苦手なもの
虫、二者択一

人物

 根津峰市の若きUGN支部長。腹部を露出したシャツとボロボロの白衣、丸眼鏡がトレードマークの小柄な少女。
 自称「神様」。15歳という年齢、幼い体躯、子供じみた自称、加えて人手不足とはいえ一度UGNを離反した人間を傍においているために、上層部からのUGN支部長としての心象はあまり良いものとは言えない。
 にもかかわらず支部長に任命されている理由は、ひとえに「市民を救済し、このまちを守護する」という使命感への固執を、評価されているからである。
 また、UGN研究班こと、アールラボへの協力に非常に精力的。高校生ながら、研究への理解も一定レベルある。そのため、研究者たちからの支持はそれなりに厚い。

 神様を名乗るものの、自身の身がただの人間であることも理解していて、決して己が万能だとは思っていない。
 だからこそ、自分にできない領分は他人に任せる。部下についても、できないことを任せたい相手が、UGNを離反した経歴があっただけの話。
 反対に、自分にできる領分であるならば、使命のために、いくらでもその身を削れる。
 たとえその果てに怪物に成り果てようと、神様として――否、神の力を行使する人間としての務めを果たせるのであれば、本望である。

 ただ、まだ死ねない。取り返しのつかない大失態の償いを終えていないから。

経歴

 彼女は宍戸部ししこべという町にある、御剣みつるぎ神社の現神主夫妻の孫として生を受けた。
 両親は祖父母とは同じ市内だが別居。しかし、研究職をしている両親は家にいる方が珍しく、ひとりの時間が多かった彼女は常に祖父母宅に入り浸っていた。
 祖父母のもとで過ごすのは楽しかった。遊びに行くと祖父母は、境内にある「蛙鳴池」と「ミツルギ様」の昔話をしてくれるから。刺激の少ない生活を送っていた彼女にとって、わかりやすいヒーローの話は、娯楽として十分だった。

 時は巡り、小学生の頃。彼女は高熱を出して生死の境を彷徨い、入院をした。
 混濁した意識の中、夢を見た。
 何者かが自分を見つめている。
 苦しくて熱くて、縋るように伸ばした彼女の手を、その何者かが取った。
 翌日、嘘みたいに元気になった彼女の体は、既にオーヴァードと化していた。
 故に、彼女は夢の中で出会った存在を「ミツルギ様」と呼び、彼女に救われたと語り、オーヴァードの力を「ミツルギ様に貰った力」――すなわち、神の力だと主張する。
 自らを「神様」と自称する癖も、その時についた。

 神の力を得たことに気付いてからしばらくは、神としての人助けをして過ごす。
 その中で、UGNに存在が知られ、エージェントとして拾われた。
 また、彼女がヒトならざる何かになったことを既に知っていた彼女の両親も、後々UGNの研究班に所属することになったらしかった。
 両親の決断の真意はよくわからなかったし、わかるための対話もなかったが、とにもかくにも彼女のエージェントとしての生活は順調だった。
 その中で彼女は、両親と懇意しているという、UGNのとある医者と出会い、その研究の協力者となる。
 しかし――その研究・実験は、すべての人類をオーヴァードにするという野望を根幹とする恐ろしいものだった。
 それに彼女が気付いた時には時すでに遅く、実験に巻き込まれた彼女の両親は、ジャームとなってしまっていた。

 それから、1年弱。
 両親は今もなお、アールラボ管轄の研究所に収容・凍結保存にて管理されている。
 しかし、サラマンダーのジャームである彼らにとって凍結なんてあってないようなもの。
 発作的に起こる暴走が手に負えないレベルに達したら、彼女の意見など聞き入れられることなく、その命は終了させられてしまうことだろう。
 彼らが凍結保存されているのは、杏の力ではない。彼らがアールラボの職員だったからなのだから。
 そんなちっぽけな存在の彼女が、それでもなお「神様」を自称するのは――「神様であること」に固執するのは、自己防衛であり、ある種の呪い。
 「神様」として、より多くの人間を救うしか、あの日の失態を償うことはできないと、思っている故。

 しかし――

 ……件の研究の資料を、事後に見る機会があった。そこで彼女は、今更知ってしまった。
 両親がUGNに所属したのは、彼女を普通の人間に戻すためだったことを。

 今も昔も、両親と、絶望的に会話が足りていなかった。
 オーヴァードであることが知られた時、神様と同じ力を自慢げに話したら、二人が悲しい顔をしたから、それ以上のことを話すことをやめていたし、UGNで得た知識・経験、何もかもを、二人に話していなかった。

 自分の両親を怪物へと変える計画に協力してしまった罪の意識。
 それは物理的な加担だけではなくて、もしかしたら、自身が両親ともっと向き合っていれば、そもそもこんなことは起きなかったのではないか、という罪悪感も含まれている。
 両親ともう一度、ちゃんと話さなくてはいけない。伝えなくてはいけない。
 それは「神様」など関係ない、彼女の純粋な望み。拭えない過去への償いの気持ちだ。

人間関係
両親
両角 響也/両角 蘭
共にUGN所属の研究者だった。研究の被験体となりジャーム化。その原因に加担してしまった罪に、杏は向き合い続けなければならない。いつか、二人が元に戻るその日まで。
祖父母
天井 藤道/天井 禄子
御剣神社の神主夫妻。杏は彼らに、両親は海外に行ったと嘘をついている。とても苦しいが、口が裂けても本当のことは言えない。
部下
鳥渡 ツバサ
気の置けない相手。罪悪感と後悔で押し潰されそうだった所を拾い上げてもらった。きっと彼女も杏と似て、取り返しのつかない罪を背負っているのだろう。

戦闘面

 ――帽子を空高く放り投げる。それが、両角杏の戦いの合図。
 脇腹の肉を貫いて突き出た鋭利な肋骨を一本手折れば、それを柄にして血が集い、一振の剣に。
 三秒もあれば、赤く輝く刀身が、驚異的な速さで錆びていく。
 そうして生まれた深緋色は、人の体にあるどんな部位よりも硬く鋭い。

シンドローム

 ブラム=ストーカー×エグザイルのクロスブリード。
 骨を自在に伸縮することができ、肋骨を体外に伸ばすことで外に出た骨と血で剣を作る。
 レネゲイドウィルス遺伝子が挿入された造血幹細胞から生み出される、特異的な彼女の血中細胞は、空気に触れることで速やかに凝固を開始する。
 つまり彼女が振るう剣の刃は、有り体に言えばただの瘡蓋である。しかしその硬度は人体で最も硬い部位――歯を越え、鉄よりも頑強である。
 また、更に特筆すべきはその治癒力であろう。
 その瘡蓋で覆われた傷口は、並みのオーヴァードよりも急速に治癒し、特に戦いの渦中であれば、片腕を切り落とされていても簡単に再生可能である。

Dロイス「触媒カタリスト

1シナリオ1回。イニシアチブプロセスにPCを1人選び、メインプロセスを行わせる。これは行っても行動済にならない。
 神様を自称する彼女の中のレネゲイドもまた、神様を自称しているのだろうか。
 それとも、神様のようにならんとする一人の少女の背中を押しているだけなのか。
 兎にも角にも、彼女一人ではできない何かを成すために、できる誰かを選んで力を授けるその力は、「神様」としての彼女の異能の神髄に他ならない。

衝動

 神の血を継ぐもの、神と同じ力を持つもの、支部長――
 大層な肩書きをいくつも持っているものの、その実彼女は15歳の少女。
 冷静に冷静にと、自分に言い聞かせても、湧き上がる衝動に抗えない時がある。
 例えば、そう、ジャームを目の前にした時。
 彼女の脳裏に過るのは、自身の失態で両親が異形のジャームになってしまったあの瞬間。
 両親に刃を向けられなかった。そんな彼女が万が一にでも、目の前のジャームと両親を重ねてしまったなら。

履歴

・フルスクラッチでリビルド。

【Crumble Days】
HO4 シナリオロイス:橋本 若葉(HO1)

以下、シナリオネタバレあり

 根津峰市で起きた、バスの爆発事故。報せを聞いた時は、寝耳に水だった。
 この市は、エリアごとにかなりレネゲイド事件の発生率が偏っている。
 オーヴァードが関わっているとされるそのバス事故は、かなり平和な地区で起きたものだった。
 そして、支部長ということで、霧谷雄吾から、オーヴァードに目覚めたばかりの少女の保護を頼まれるも……。
 言い訳をさせて欲しいと、杏は思っている。
 今まで周りには既にオーヴァードだった人間しかいなかったのもあり、どう接するべきか決めあぐね、まったくもって心のケア等に親身になることができなかったのだ。
 ――という話を、事件後、部下達に話したら頭を抱えられた。
 うち一人に叫ばれる。まともに通学しないからそうなるんだよ! と。ちゃんと学校行け! と。
 ……教育のせいにされるのは、誠に遺憾である。

【Lie Desire Vampire】
HO3 シナリオロイス:赤坂 未来

以下、シナリオネタバレあり

 市内で出現する「吸血鬼」についての調査と、仮にそれがオーヴァードだった場合の対処の任務を負う。
 そのエリアは、とある孤児院がある場所だった。
 1年前の杏の失態によって、家族を失ってしまった少年、赤坂未来がいる孤児院。彼の家族を奪ったのは、ジャーム化してしまった杏の両親だった。オーヴァードに若干の抵抗ある彼と、彼への償い方を決めあぐねている杏の関係は非常にぎこちない。彼の前に立つと杏は、何故か「神様」として振る舞いきることができない。
 そして、「吸血鬼」事件の果てに瀕死の重症を負ってしまった彼を、杏は、自身の血を捧げることで救命した。
 それによって何が起こるのかわからないほど、杏は馬鹿ではなかった。
 でも、もう二度と、二の足を踏んで取り返しのつかない事態に陥るのは御免だった。
 オーヴァードになった彼の表情は、存外すっきりしていた。それに少しだけ安堵した。
 けれど、前向きな彼の言葉に胸が痛むのは、未だに両親のことを話せないから。
 彼が見せた勇気は、杏の中で彼を守るべき存在から、尊敬すべき相手に変えた。そのせいで、余計に彼に話せなくなった。
 その感情が、自分を真っ直ぐ見る彼に拒絶される可能性への恐怖によるものだとは、杏はまだ気が付いていない。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 0
1 2022/05/08 Crumble Days 18 しらたき むつきgobline白井あきScarlet
2 2022/05/31 Lie Desire Vampire 18 ふも maineむつき
3 2022/12/19 Coffee House Overture 27 ふも

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