キャラクター紹介

「おはよう、どうしても起きられなさそうなら、この猫の肉球でいっそのことさらなる眠りの深淵に叩き落としてあげようか？……冗談です、さて、身支度終わったら今回の依頼の話をしよう」

UGNに協力しているイリーガルのひとり。
常に動物を介して任務を受けているため、年齢と容姿おおむね不明、謎多き人物、ただし声からしてみれば女性らしい。
穏やか、落ち着いている喋り方。物腰柔らかな一方ちょっとお茶目なところもあり、侮れなさも垣間見える。
高い探索能力と情報収集能力を誇り、UGNから"｜蜃気楼《シビュラ》"のコードネームを与えられた。

プロフィール

呼び方　一人称：私/二人称：あなた、貴方、貴女
好きなもの　文章で表現すること、音楽（クラシック）、動物
苦手なもの　束縛されること、無力でいること
イメージカラー　白藤色

"泉 いのり"というペンネームで活動している現役物書き。
執筆形式はさまざま、小説や散文、至って詩歌にも手をかけており、時折歌手やバンドの依頼に応じて歌詞を作ることも。
そこそこ良い家の出だったが生まれつきに両目、両足が不自由であり、そのために家のものから疎まれ、一時期嫌われ者避けの一環として海外生活を強いられていた。
その時の経歴から抑圧に対して反発しており、"文字"という手段でその気持ちを表現し、ちょこちょこ雑誌に投稿していた。それが彼女が作家になった経緯でもあった。

略歴

ギリシャで暮らしてた時偶然にレネゲイド拡散に遭い、覚醒する。
それをきっかけに動物の視界にジャミングし、彼らを介して世界を観る能力を手に入れる。

その後、万難を排して日本に帰国、レネゲイドという存在を知りつつ当時の護人会と接触、彼らの理念に賛同を示して加入する。UGN日本が創立した後も、UGNの一員として日常を守るに尽力していた。
そして数年前、自身が選んだ後任者に任せていいと判断したため支部長から引退し、代わりにイリーガルとして席を置きサポートするようになる。

能力

"領域"と共に自身の五感を拡張し、世界を認識する能力、動物の感覚にジャミングして手足の代わりに使役することも可能。
あくまでも意識拡張の一種であるため、直接的な戦闘能力は持たない。
反面、知覚能力が高く、それを活かした捜査手腕は優秀で、支部長時代でもイリーガルになってからでもその力は重宝されていた。



……勘違いされやすいが、直接的な戦闘能力を持たないことは、戦いにおいて脅威にならないとは限らない。



「私は"｜蜃気楼《シビュラ》"、死に誘うまぼろし。
　その眼に映るものは真か否か、確かめてごらん？」

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