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外向型、直感型、感情型、探索型、自己主張型なENFP-A。理想主義者な運動家タイプ。
混沌-善。根は善人であり、困っている人がいれば助けの手は差し伸べる。少し倫理観が欠けているだけ。

前職でのあまりにもブラックな働き方と、上司によるパワハラにより完全に一度精神を病んでしまっており、大抵の出来事に対して、興味関心を持てなくなってしまっている。
そのため、有り余るお金と時間を持て余しており、自分の失った感情を取り戻すかのように、半ば足長おじさんのように様々な人や事業に投資をしている。

特に「そのお金で感情を揺さぶられるところが見たい」ため、「成功しそうもない事業」「身の丈に合わない夢」「ギャンブル性の高い話」に投資し、人々がそのお金で一喜一憂する姿を楽しみにしているという。
一方で、女性や子供相手に無暗矢鱈にお金を渡したりはしていない。未来ある若者には真っ当に社会をよくして貰いたいので。
なお、金銭感覚はバグっているので、ちょっとしたプレゼントでさえブランド物ではある（）

しゃべり方は、FH時代のセルメンバーだった永遠のJKから、「喋り方くらい明るくしなよ」と言われて矯正したもの。
評判は散々だったが、当の本人的には「自分くらい変な人間は真っ当な子供からは距離をとられてなんぼ」と思っており、好き好んで気色の悪い喋り方をしているという。

ステータステーブル

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モルフェウスによる合金・発見された新たな希少金属“ナユチウム”を生み出す力を持つ。
歴史上では日本の小さな中小町工場から発見されたというそのレアメタルは、数年たった今ではスマホから車までありとあらゆるところに使われているなくてはならない金属だ。

彼はこのレアメタルに関する様々な権利や、株式を取得しており、それによる財産は相当なものとなっている。
さらにはその財産をとある伝手で投資などに運用しており、働かなくても一生暮らせる状況だ。

オーヴァードとしての力とは別に、様々な組織を転々としていた経験からとても顔が広い。
色々な人物に融資もしており、貸しも多いという。

社畜おっさん、覚醒する。

元神城グループの有能営業マン。あまりにもブラックな仕事の仕方を続けていた結果、過労死してしまう。
しかしながら、オーヴァードとして覚醒し生還。その能力こそ『未知の貴金属を生み出す力』であった。
歴戦の営業マンとしての勘から、この能力は金になると踏んだ那由多は当時の契約先であった町工場に取引を持ち掛けた。
彼の見立ては大当たり。驚天動地ともいえるその新規素材を、小さくも技術力のある町工場は様々な形に加工していった。

町工場はどんどんと大きくなり、業界でも一、二を争うメーカーへと成長。
最終的には那由多からではなく自社でも“ナユチウム”の生成に成功し、事業の安定化がすすめられた。

大株主として多額の利益を手に入れた那由多は神城グループを退社。
しばらくは知り合いを通じて株の運用などを行うのだが、上記のメーカーからの収入が莫大でありその貯金は多額なものに。
有り余った時間とお金を使い、いくつもの“遊び”を体験したのだが、病んでしまった精神では心から楽しむことはできなかった。

成金おっさん、世界の敵になる。

そんな怠惰な生活を過ごすある時、その巨額の富とオーヴァードの力を聞きつけてか、とあるFHセルが接触を図ってくる。
曰く、「お前がしたことを知っている。UGNや警察に通報されたくなければ協力をしろ」とのことだ。
既に警察内部にもコネを聞かせていた那由多にとって、そのような脅しは意味もなかったのだが、そんなふざけたことをいう馬鹿に興味がわいた彼はそのFHセルに接触をする。

そのFHセルは酷いものだった。足りない資金、ちゃらんぽらんなメンバー、しかしながら、決して諦めない不屈の信念。
快楽や暴力にのみ傾倒するとばかり思っていたFHセルがほんの少しだけ、眩しくうらやましく思えたのだ。
那由多は気まぐれに彼らの夢想ともいえる野望に投資を始めた。社会的に悪といえど、人の尊厳は守る彼らだったからだろう。
那由多の資金により、セルは新たなる野望へと進んでいく。そんな様子を眺めながら、彼の心も浮足立つのだった。

成金おっさん、勧誘される。

とはいえ、そんな状況も数年がたてば安定――あるいは停滞を迎える。
那由多自身も、また自身の心が沈んでいくことに気が付く。このままこのセルにいていいものか……
そんな考えが脳裏によぎり始めたころ、彼は懐かしい青年と再会を果たした。

「久方ぶりだな、青蓮院　那由多よ！　ずいぶんと退屈そうではないか！　どうだ？　UGNに協力してみる気はないか！？」
鷺ノ宮グループ御曹司、鷺ノ宮キョウ。オーヴァードでもあった彼とは、神城グループ時代から面識があった。
戦闘の傍ら、自身の現状を彼に打ち明けたところ、自分が口利きをしてあげるからUGNのパトロンにならないかと申し出た。

現在はFHだけでなく「シャルヴ」による事件も後を絶たない。世界を守るなどという大義名分を掲げるUGNの方が無謀と言えよう。
だからこそ、この有り余るお金を有意義に――はたまた無意味に、使ってくれるのではないか？
そう考えた那由多は二つ返事で鷺ノ宮キョウに応えると、FHを裏切り、UGMへとついていったのだった。

成金おっさん、これからどうなる？

UGNに所属した彼は日本を中心に自由気ままに様々な支部へと赴いてはちょっかいをかけている。
日本支部としても、彼から借り入れている金額がかなり大きいらしく、あまり強くは出られないのだとか……