10年前にFHのテロで両親を亡くした少年。
父親が神城グループの北条派閥の一員であった為、UGNに保護された後に神城グループの奨学金等を受給して生活する様になる。
テロで生き残った際にレネゲイドの適性検査がUGNによって行われ、高い適性を示した為神城グループでもオーヴァードとしてレネゲイドコントロールの訓練を受ける様になる。
また、神城早月が会長に就任した後は強力なオーヴァードを求める反会長派閥によって遺産適合者の適性検査を受け『イフリートの腕』と呼ばれる遺産の適合者となる。

強力なレネゲイドと遺産を手に入れた古河は神城グループの命により、アカデミアへの潜入を命じられる。
目的は『フィクサー』と呼ばれる人物へ接触し、その人物に協力する事により学園の暗部やレネゲイド技術を入手する事。
所謂スパイとして送り込まれた少年は、命じられた儘に情報を集め続ける。

薄い金髪に金色の瞳。レネゲイド由来の容姿なのか元々そう言った容姿なのか、本人は黙して語らない。
小柄な体躯でスポーツ等も苦手に見えるが、オーヴァードとしての能力を行使し常人以上の筋力を発揮する事が出来る。
それ故、華奢な体躯で重量物を笑顔で持ち上げる様は少々シュールに見られているとか。

穏やかに微笑み、他者のパーソナルスペースへの介入を積極的に行う。
良く他の生徒と抱き合っている様な仕草を目撃されており、異性同性問わず奔放な性格である…と思われている。
実際は『血液暗示』によって己の命令を聞く手駒を増やしているだけで、そのエフェクトの性質上首筋や掌に噛み付く必要がある為、他者との接触を積極的に行っているだけ。
本来は、自分の生きる意味や幸福が何処にあるのかを見出せない儘、神城グループの命令に従い続ける鳥籠に囚われた少年である。

自らの肉体をキュマイラとブラム＝ストーカーの力で変貌させ、その剛腕で全てを薙ぎ払う。
エフェクトを使用した際には、人外の怪物へと姿を変える。
神城グループの実験と遺産の力によって歪に変化したその姿を晒す事を、古河はあまり好まない。
その様が古代ギリシャの巨人に類似していた事から、神城グループによりそのCNが与えられた。