プロフィール

旧：「別に、頼んでないわ。あなたが勝手にしただけ」
　　　　　　　　「怖いよ...でも、大好きな人達を失うくらいなら私が傷つく方がずっといい」


名前:秘宮 優心
性別:女
年齢:17歳
ピュアブリード
シンドローム:オルクス
ワークス/カヴァー:UGNチルドレンA/高校生
所属:神輿島支部
コードネーム:ドリュアス
身長/体重:150㎝/-kg

一人称:わたし
二人称:あなた

経歴など

都心部から少し離れた場所で穏やかで優しい両親の元に産まれた。
産まれた時からオーヴァードとして覚醒していた優心は、本来であれば畏怖されても仕方ない存在だったが、両親はそんな優心を受け入れ、たくさん愛情をもって育ててくれていた。
しかし、優心が7歳の頃とあるジャームが引き起こした事件に一家全員巻き込まれてしまう。
当時はUGNのような組織に所属していなかった優心はまともに力を使う方法を知らず、ジャームに殺されそうになったところを両親にかばわれることで助けられた。
それと同時に、目の前で大切な、大好きな人達を殺されてしまったのを直視してしまう。
その後、事件を聞きつけ駆け付けたUGN職員が見たものはたくさんの死体の中心で両親であっただろう亡骸を抱きしめながら永遠と泣き続ける優心の姿であった。
死体の中には、事件の首謀者であろうジャームも混ざっており力が暴走したのであろう優心の手により殺されたのであろうと判断された。
事後処理を始めようと、UGN職員が近づていわかったのはまるで優心は、心が壊れ、泣くだけの人形と化した状態であったことであった。
そのまま、UGN関係の病院に運ばれ虚ろな瞳のままただボーっと生き続ける優心の心を癒す治療が約3年ほど続いた。
事件から3年後、ようやく治ったのかと思ったつかの間そこにいたのは、自分の名前と年齢以外何も覚えていない10歳の少女であった。
それは例外なく、あれほど大切で大好きであった両親のことですら何も覚えていなかった。
その様子を見て、日本支部支部長 霧谷の判断の元、療養も兼ねて神輿島へ移り住むこととなった。
優心には、「病気で暫く君の家でもある神輿島のUGN施設からここの病院に来ていたんだ。やっと元気になったから神輿島に帰ろう」と言われそれを信じて神輿島へと住むこととなった。
それ以降、神輿島の支部員達から一般常識等を教えてもらいながら生活する日々が始まった。

一度だけ、「私のお父さんとお母さんってどこにいるの？」と何人かの支部員に尋ねたことがあるが、みんなから辛そうな、悲しそうな表情で「ごめんな」と言われ、そんなみんなを見たくなくてそれ以降は絶対に聞かないようにしている。

現在では、UGNチルドレンとして任務に参加したり普通の女の子のように過ごしている。
特に八雲 宙とキャシーには懐いており、それぞれ【宙にぃ(兄)】、【キャシーねぇ(姉)】と呼んでいる。
優心の部屋には毎年、進藤 司から贈られるマリーゴールドの鉢植えが置かれている。
(マリーゴールドの花言葉は“変わらぬ愛”優心を訪ねてきた両親の友人から、両親からとても愛されていたこと、覚えていなくても両親はきっと今でも愛してくれているということを伝えたいと霧谷に全ての事情を聞かされている進藤が毎年プレゼントしているもの)

穏やかで優しい両親と同じように本当は人に対して優しい子ではあるのだが、それを相手に伝えるのがとても不器用なため世間でよく言われている“ツンデレ(？)”な女の子が特徴的である。
また、優心自身が大切であると認識している人が悲しんだり、傷ついたり、その人の大切な者が失われるよりも自分自身が傷つくことを選ぶ傾向にある。
(これは、大切であった両親も守れなかったことで、また大切な人がいなくなるのことが無意識的にではあるが一番怖いと思っているためである)

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