容姿・経歴・その他メモ

金持ち、人嫌いの免許だけの医者。
性格と生活力に難あり。
生きてる人間より死んだ人間の方が好き。というか死体が好き。生きてる人間よりも雄弁に的確に物事を語るとかなんとか。
　実際は過去の経験から、嘘や偽り裏切りと言うものに怯えているため遠ざけている。生きてるものは不得手だから遠ざけたい、関わりたく無い。自分は死体の声を聞く方がいい。向いてるやつが生きてるものの相手をすればいい。

と、思っているが自分が覚醒した時に世話になってしまったエージェントに恩があるので嫌々ながらも人との関わりが絶てない。どこか生きている人間に対する希望が捨てられない。

イリーガルとして、暴走による死亡や、そもそも「衝動」を抑えることができないか等研究の情報提供や己のシンドロームでの補助、監察医のようなことをしている。サポートのようなこともしぶしぶ、行っている。

履歴

「お前が生きてる人間を信用できねぇのもよーくわかってる。でも、機会が一度きりってのもなんだろ？俺でもう一度、試してみねぇか。」
　あの時、家達社麓と名乗った男は笑って手を差し出してきた。私にここのイロハを教え、関わってくる変なやつだ。私が裏切られたその瞬間を見ていた男、何も知らないのに助けた、不可解な、恩人と呼べる者。
「何度も言わせんな。そんなもんいい。そうだなァ……もし、俺になんかあったらアイツのこと頼む。」
適当なことを言うな、キミへの借りだろう。と何度言っても返ってくる言葉はこれで、何も返すことができないまま男は姿をくらました。

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