容姿・経歴・その他メモ

好きな色

黄色

好きな食べ物

卵料理

部活

柔道部所属

趣味

映画鑑賞

能力ルーツ

ハスター（？）

　穏やかな性格で、ルールに従順な性格の少年。
　映画鑑賞を趣味としている他、何故か無性に黄色いアクセサリーを集めることが好きで、レインコートの色も黄色が多い。
　自分がオーヴァードになった経緯を知らず、ある神話生物絡みの殺人事件に巻き込まれたことを切っ掛けにＵＧＮの存在を知り、以降は身近で神話的事件が起きる度に彼らに協力している。
　戦闘時には右腕が裂けてめくれ上がり、本来骨があるはずの場所から黒曜石の剣が出現。そこから雷光と超振動波を放ち、敵を切り裂く。めくれ上がった右腕の皮膚の内側には筋肉や血管の代わりに稲妻が轟く宇宙のような空間が広がっている。

　もともと、彼は７歳の頃にハスター教団が儀式によってハスターを降臨させるための生贄として拉致された少年であった。
　儀式の結果は失敗。ＵＧＮが発見した時には、教団員の屍の山と廃人化した彰人だけであった。
　ＵＧＮは教団員と儀式の情報を探ろうと彼を精神病院で保護していたが、ある日、特に前触れもなく彰人の廃人化が回復。
　彼は「交通事故に遭った」「その際に両親を亡くした」と訴えるが、教団や儀式に関することは何も覚えていない様子だった。
　当時はオーヴァード化の症状が確認されていなかったことに加え、京香・Ｔ・アーミテイジ博士（当時は彼女の正体は知られてなかった）の提案もあり、ＵＧＮはやむを得ず彼を解放。以降は、ＵＧＮ関係者の夫婦が監視役も兼ねて彼を一般人として養育していた。
　そして１年前、前述の神話生物絡みの事件を切っ掛けにオーヴァードの力を発揮。現在へと至る。

　……彼は知らない。実は彼の人格は、儀式の触媒として使われた常闇の剣に触れた時点で消滅していることを。
　彼の身元と彼が語った過去の記憶をＵＧＮは調査したが、彼の語る両親はどこにも存在しておらず、彼が何者なのかも分からなかった。このことから「現在の彼の記憶と人格は、儀式の影響で融合した“常闇の剣”と体内の“邪神因子(レネゲイド)”が作り上げた仮初のものではないか」と考えられている。
　今のところは自らを人間と思い人類の味方をしている訳だが、こうした経緯を考えると、彼はある意味ハスター（だと思われる）の「堕ちた化身」と言える。だとすると彼が自分の真実に気づいたとしたら、その時は……。

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