容姿・経歴・その他メモ

「どーぶつさんの気持ち？うん！わかるよ！」

「一日一善…？はいはーいっ！私も私も！！私もやるー！！」

「わーいっ！遊ぶ遊ぶっっ！！」

「はいっ！イチゴののったチョコレートのケーキ食べたいですっ！！」

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少し前、烏に捕獲されてUGN支部に連れてこられた、謎の少女。

底抜けに明るく、天真爛漫。
簡単に騙されるし、色々抜けてる、所謂アホの子である。難しいこと？良くわかんない！



普段は小人さんサイズで行動している。(ミニ〇ラサイズ)
頑張れば、ティーンエイジサイズになれる。(12歳)
が、こっちの方が楽しい！とのことで。ちっちゃいままでいる事が多い。
移動手段は主に仲良くなった動物さんの背に乗って。時折、支部にライオンを呼んで怒られる事も。

「お友達呼んだだけなのに何が悪いのー？！」

……ライオンを呼ぶなという話である。


動物と会話できるわけではないが、なんとなく言っていることがわかる。
彼女自身、動物達の感情が見えること重なり、さらに友好的な関係を築けている。

趣味は鳥さんの背に乗ってお空のお散歩、猫さん達と日向ぼっこ。楽しいこと探し。
特技は動物さんと即仲好くなること。
好きな食べ物は甘いもの、嫌いな食べ物は辛かったり匂いのきついもの。


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その正体は、5年前の"厄災"と呼ばれる、FHが起こした事件にて命を落としたとある少女の夢から産まれたレネゲイドビーイング。

少女の体内にあったレネゲイドウイルス。本来ならば、その場に居た輪廻の獣に吸収される筈だったが、どういうわけかその輪から外れずっと長い間、意識体だけでS市市内を彷徨い続けていたのだった。
その後、今際木善哉に宿ったあの時の輪廻の獣が「生と死のバランスを維持する守護者」としての姿をとったことにより、その力に引かれたのか、レネゲイドビーイングとして確かな力を持つようになった。

レネゲイドビーイングとして人の姿を得て嬉しくなり、あちこち歩き回っていたが如何せん、お金なんか持っているわけもなく。空腹が限界を迎えバタンキュー。そんなところを、烏に捕獲され、S市支部へと連れていかれたのである。


意識としては厄災後からあったが、実体を得たのは先日。
産まれたての赤ん坊、というわけではないが、世間知らずである。
今現在は、一般常識含め様々な知識を学ぶためにと、千早・J・ロイヒテの元で日々教育を受けている最中。


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《5年前に命を落とした少女》
S市市内に住んでいた女の子。
享年12歳。(小学6年生)
(生きていたのなら、17歳。高校2年生になっていただろう)

病弱で体が弱く、入退院を繰り返していた。
自身の身体の事もあり、引っ込み思案な性格だった。

学校にもなかなか通う事が出来ず、友達もいなかった。
たまに体調がいい時に、学校へ行っていたので、クラスメイトからは幽霊扱いされていた。


唯一、友達がいたとすればそれは。
病院の庭や屋上にやってきている烏やスズメ等の鳥達や野良猫達だった。
不思議と、動物からは好かれていた。
病院と家の往復が多い暮らしだったけれど、動物たちと一緒にのんびり過ごす時間は大好きだった。
動物相手になら、怖気付く事もなく喋る事が出来たのだから。

元気になったら、学校に行きたい。
元気になったら、友達をたくさん作りたい。
元気になったら、色んな所へ行ってみたい。
元気になったら、美味しいものをたくさん食べたい。

あれをしたい、これをしたい。
それをしてみたい。

――笑顔で元気に過ごしてみたい。

――自分も、誰かを援けられる人になりたい。

そんな純粋な夢を抱いていたのだった。


―――けれど、厄災が彼女の全てを奪った。

一瞬にして、彼女の入院先である病院が破壊されたのだ。
意識が遠のいていく中、彼女は願った。

「――夢、叶えたい、なぁ」

その想いにレネゲイドウイルスが反応し。
数年の時を経て今。
彼女の夢を核とし、1人の少女が生まれたのだった。

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