容姿・経歴・その他メモ

粗暴で威圧的、常に苛ついてるという印象を与えがち。
日常生活は適当でジャンクフードを好んだり部屋が散らかってたりするが、仕事だけは完璧主義者。
特にジャームが絡んでそうな事件には課違いどころか管轄外でも首を突っ込もうとするため、署内ではトラブルメーカーとして悪名高い。

いもぞうという名前は、キラキラネームブームにドン引きした両親が絶対そっちには行くまいと変に気にしすぎた結果、シワシワネームとは微妙にベクトルの違う名前をつけられてしまった。
自分の名前が好きではないので、苗字で呼ばれたがる。

力を発動させると自身の周りは暗くなり、顔には隈取めいた模様が浮かぶ。
青の隈取には悪役の他に亡霊という意味合いがあり、「本来の自分はあの時に既に死んでいて、今の自分は復讐の為だけに残った亡霊」の意味合いで青隈取となっている。
しかし自身がオーヴァード化したことに対する負の感情は殆ど無く、むしろこのお陰で復讐の機会を得られたと感謝している節もある。

履歴

底辺カップルの出来婚で生まれ、貧困による多忙な生活のせいか物心つく頃には家族仲は冷え切っており、幼少期から家で一人きりの日々を過ごす。小学4年の時に父親の不倫をきっかけに両親は離婚し、母親に引き取られるもののネグレクトは悪化、そのせいか中学の頃にはすっかりグレてしまい、プチ家出を繰り返す。
13歳（中学1年生）の時、いつも通りプチ家出したものの友人達の予定に空きがなく、仕方なく夜の街で時間を潰していた際、快楽殺人鬼のジャームに襲われてしまう。
抵抗も空しく殺され一度はその命を落とすが、数時間後山中に埋められた土の中で目覚め、その時にはオーヴァードとして覚醒していた。

数日間行方をくらませていた息子に捜索願も出さなかった母親は、血と泥まみれで帰宅した佐東を見ても関心を示さなかったため、佐東はこの事件を誰にも話さず自身の胸に秘める事を選択する。
しかし一度殺された怒りは一向に消えず、オーヴァード――特にジャームに激しい憎悪を抱くようになる。それをきっかけに佐東は警察になる事を決心し、全寮制の学校へと進んでからは就職のために素行を見直し勉学に努める。

刑事になった現在は通常捜査の傍ら、自身を殺したジャームの行方を今なお密かに追っている。
一人暮らしのマンションの一室には10年近くかけて調べた捜査資料で埋まった部屋があるため、他人どころか家族すら招いた事はない。

無駄にアクセやピアスをじゃらつかせているが、首に付けたチョーカーだけは絶対に外さない。
これは殺された抵抗した際に犯人からもぎ取ったのか、目覚めた際に硬く握りしめていたピアスのチャーム部分を、無くさないようにとチョーカーに加工したもの。

セッション履歴