容姿・経歴・その他メモ

5人兄妹の長男で、真面目なしっかり者。
元々両親が英(はなぶさ)財閥に仕える人間で、現当主とは幼馴染のように育った。
ボディーガードを目指そうと思ったのは、幼馴染を守りたかったから。希望通り英財閥の警備部門に就職し、出自や技量から若輩ながらも次期当主である幼馴染の警護を担当することになる。
幼馴染が妻を迎え、子宝に恵まれと幸せな日々を送っていることに嬉しく思っていたが、ある日当主(幼馴染の父親)が急逝したことで跡目を狙った親族が襲撃してきたことで一変する。
ただの人間にしては規格外な力、様子のおかしい言動。為す術もなく蹂躙されていく状況に手をこまねいていれば、その矛先が遂に幼馴染たちに向いてしまった。
その時の怒りと殺意が彼をオーヴァードへと覚醒させた。

後から聞けば、その親族はオーヴァード(ジャームかどうかは不明)になっていたらしい。その力で以て財閥を支配しようとしていたと。記憶処理を施して、現在は罪に問われ服役中。

兎にも角にも覚醒してしまった類家は、衝動の苛烈さと危険さからUGNへの所属(という名の監視)を打診されるが、類家にとっては英財閥に忠誠を誓っている身であり、それ以外の組織に所属するつもりは毛頭なく、協議の末にイリーガルとしてUGNと関わりを持つことになった。
英財閥はこの件からレネゲイドウイルスとそれに関する世界情勢への知識を求め、UGNへの出資と協力を決めた。現当主(幼馴染)がオーヴァードになってしまった類家を心配していたことも理由だが、再び襲撃があったときに対処できるようにすること、類家のような人間が増えてしまったときに対応できるようにする為でもある。

類家はその後現当主の警護の任を離れ、当主の一人息子である英紫貴の専属護衛をしている。紫貴が類家に予想以上に懐いてしまったからである。
自分が得体の知れない化け物になってしまったのに見捨てなかった当主夫妻、「かっこいい」と誇らしげにしてくれる紫貴に以前より更に強い忠誠心を向けている。英親子絶対護るマン。

覚醒してからずっと自分の中に凶暴な本能があることに気づいていて、その衝動を強靱な理性で抑えている。身内に決してそれを向けないようにしている代わりに、敵だと認識したものには容赦がない。ボディーガードという職とは裏腹にかなり攻撃的なスタイル。



第二章
PC4：神有区在住のオーヴァード
シナリオロイス：暇人警察『昼間蔵吉』
推奨感情：P好奇心/N無関心
キミは先日教会で出会った昼間という警察官と再び出会う。
場所は海浜公園前駅のホーム。昼間は電車に乗らずに落ち着きのない様子で周囲を見ていた。
キミが声をかけるとわざとらしく驚いたような顔で「なんでここに？オーヴァードも電車に乗るのか」と笑っている。
「警察の仕事も楽じゃないぜ。つっても、この状況じゃ信用してもらえねえだろうけど」
昼間は背伸びをしてホームを後にする。
彼がいなくなった瞬間、ホームに置いてあったゴミ箱が爆発するのをキミは見た。

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