容姿・経歴・その他メモ

古代ギリシャ、神話の時代から生きているレネゲイドビーイング。
正体は白い鴉。オリジンはレジェンド。APP18レベルの美貌をもつ。


ぽわぽわ生きているおっとりさん。目覚めたらずいぶんと地球が変わってしまったので、心の赴くままにふらふらと旅をしたり歌ったりしている。今は霧谷さんという面白い人間にお願いされたので、気まぐれにエージェントとして街や皆を守ることにした。
時間感覚が常人と大幅にずれており、言動が全体的にゆっくり。
表情と感情に乏しい。だからか人間が感情豊かで可愛くて好き。



■カラスは黒くなった理由とコーラカス
神話の時代、ギリシャでは皆カラスは白かった。だが、アポロン神の恋人が不貞を犯し、それを知ったカラスは主人であるアポロン神に報告した。怒ったアポロンは恋人を衝動的に殺してしまった。我に返ったアポロンは恋人を殺してしまった原因としてカラスを逆恨みし、カラスを黒く染めた。

コーラカスは美の女神の眷属であった特別なカラスだった。美しいコーラカスを大変気に入っていたその神はコーラカスが黒くなったことに激怒すると、その呪いを解き、アポロンと喧嘩に。その神は敗れて殺されかけたが、コーラカスはアポロンに平伏し、自分と自分の歌を捧げて彼女の命乞いをした。
アポロンはコーラカスの想いとその美しさに免じて、自分たちの命と白いままでいることを許した。

しばらくそうやってアポロンや女神のもとで侍ったり、歌を献上したり、カラス本来の役割である神の伝達役をしたりとすごしていたが、神の時代が終ってからは長い眠りについた。
なぜかここ数年になって研究者たちによって目覚めさせられた。本人は特にきにしていない。


……等々の記憶があるが、ここまでは伝承として現代に残っているため、伝承を基にレネゲイドビーイングとして生まれたためにそういう記憶があるのか、本当に神話の時代があったのかは不明。鶏が先か卵が先かみたいな感じ。

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