容姿・経歴・その他メモ

二重人格正義ガール。
神崎町支部の前支部長に対しては、自分が住んでいた孤児院に支援をしてくれたり、戦闘用人格を作り出した後は彼の下で働くようになり実の父の事もよく知らないので父親のように思っている。これは雹奈も同じ。


吏奈は本来、死産のはずだったがその時オーヴァードに覚醒した。止まるはずだった吏奈の心臓には電気が迸りその動きを再開した。というのがUGNの人から聞かされた話。
吏奈が物心ついた時には既に神崎町のUGNによって管轄されている孤児院で過ごしていた。UGNの職員が言うには、吏奈の両親はUGNの職員であったが、とある罪を犯し逃亡中に自分を産んだそう。正義の機関であるUGNが言うのだから間違いないだろう。

それからは順調に孤児院で育っていき、戦闘に関する才能はなかったため裏方に回る予定だったし、友人と同じ班に回れることを嬉しく思っていたが、本当は他の誰かを守りたいと思っていた。そして、それは姫宮由里香によって叶えられる。

ある日、姫宮からとある実験の協力を持ちかけられる、内容はシンドロームの強化。力を欲していた吏奈はそれに同意して、それから投薬や自らの能力によって実験を進めていった。そして実験の末産まれたのが霧崎雹奈である。人が持つ凶暴性や負の感情をもう一つの人格に集中させることによって、攻撃性を高め戦闘能力を強化するというもの。別の人格だということを意識するのが大事であるため別の名前を付けられた。

こうして、明るく正義感が強い正義の組織UGNに命をかけた忠誠を誓う正の感情しか持たない霧崎吏奈。暗い性格で凶暴だが戦闘能力が高い負の感情鹿持たない霧崎雹奈が産まれた。二つの人格の切り替えは脳に電気を走らせることで出来、また雹奈に代わる際は脳にリミットをかけて命令に従うようにできる。

吏奈は自分こそが主人格だと思っているが、二つに別れる前の性格からすると雹奈の方が主人格である。だが、戦闘用の人格としては雹奈の方が適任であるため裏に回された。現在の雹奈の性格は気だるげで、UGNに対して若干の懐疑心を持ってはいるが基本的に善の人であるし、逆らうことも出来ないようにされているので淡々と仕事をこなしている。

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