容姿・経歴・その他メモ

FHセル「AIM」のチルドレン。
FHセル「キンダーガーデン」リーダー"ワンダーマム"の襲撃で致命傷を負ったところに現れた、
「AIM」のセルリーダー、アズールの手で賢者の石「蒼穹の種」を植え付けられ、
オーヴァードして生き永らえた。
その後はろくな説明も受けずにUGNや他のFHセルの構成員と戦わされ、
ただ生きるため、今日の糧を得るために殺し続けた。
そのため、必要なものは自分の力で勝ち取るしかないという考えが強く、
現代日本で一般的な倫理観はほぼ消失している。

「AIM」構成員になった直後は感情を押し殺していたが、
今は以前と比べてすら喜怒哀楽をはっきりと出すようになっており、
食料、娯楽の類もレネゲイドの力を使ってあまり褒めらたものではない手段で入手している。
任務外の暮らしぶりだけ見れば、文学少女然とした年相応の少女に見えるかもしれない。

抱え続けている願いは「4人であの頃に帰ること」。
4人とは、三鏡藍羽、月宮瑠奈、初瀬瑞代、そして櫻井青葉だ。
青葉も自分たちのようにどこかで生きている。
その祈り、執着に応えるように、”ワンダーマム”は、彼女を殺してはいないことを仄めかした。
ならば青葉を取り戻す方法を、この力で奪い取るまでだ。
それが叶えば「AIM」も要らない。全て壊して、4人で幸せに生きていくのだ。

瑠奈、瑞代にはやや過保護なくらい心配するし構い倒す。
2人に危害が及ぶ可能性があると豹変し、元凶を断とうとする。
任務や訓練の過程で"アズール"にも頻繁に攻撃をしかけている。
ヤマトのことはちゃんと仲間だとは思っているが、
"アズール"に恩を感じているらしい点は不可解に思っている。
彼女の力なら、あいつになんて頼らなくても生きられたんじゃないか。
むしろ、クソみたいなセカイに押し込めているのはあいつじゃないか、と。
それはそれとして、昔うっかりの爆発で瑞代の髪を焦がした時は、止めに来た"アズール"を含めて乱闘になった。

＞月宮瑠奈
一番、年相応で普通のおはなしや趣味に付き合ってくれる相手。
わるいおじさんに汚されたくないからものすごく心配しているが、
口出しし過ぎると怒るから最近はなるべく黙っている。
正直、瑠奈がそういうことをしている理由はあまり共感できていない。
何が良いのかわからないといった感じ。
何人かわるいおじさんの首は刎ねた。
おじさんはわるいが、こいつらはもっとわるいので同情の余地あり。
たまたま何かの発言か見た目が藍羽の逆鱗に触れただけとも言う。


＞初瀬瑞代
あの時からずっとどこか遠くを見ているようで不安になる。
昔みたいに笑ってほしい。
面白かった小説を持って行ったり、お茶に誘ってみたり。
任務や訓練で瑞代ちゃんがぜんぶ背負わないで済むように駆けていったり。
そうする度、薄く、苦しそうに微笑んで「ずれて」いく。
大好きな瑞代ちゃんのことが、わからなくなってしまった。


【メタ的な補足】
主にアズールのせいで、藍羽の情操教育は当然失敗しておりスカルグレイモンになっている。
しかもここ数年はおよそまっとうな集団生活はできていない。
よって、愛情や幸福感に対するかなり単純な執着のみで行動していて、
幼さから来る自他境界線の曖昧さが残っている。微妙に他人の事情というものを理解できていない。
多分このまま3話で衝動と思い込みのまま惨たらしく爆散する。

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