未鳥に対して、強い贖罪の気持ちで動き続けている。
彼を傷つけたことへの償いを、自分が消えない傷を残したことを後悔し続けている。
傷つけた、だから、彼のやりたいことを叶えたい。その願いを叶えたいと、自分で決めた。
はたから見れば主体性がない、自分の意思がないように見える行動だが、未鳥が「何を望んでも」それを叶えるために手伝うと、自分の意思で決めている。
実験体の時に、共に過ごした子どもたちの中で、教吾と親子の姿を見せていた未鳥が羨ましくて、憧れて、その姿をもっと見ていたくて―――傍にいることで、彼ら親子の家族としての形に、自分も傍で触れられるのが嬉しくかった。
普通の家族を知らないけれど、彼の中でその親子の関係は、きっと普通に近かった。だから、その普通を傷つけた自分が許せなくて、兄弟のように思っていた彼の役に立ちたかった。
目の前で広げられた血色の光景を見ても、彼にとって、彼らは『普通の親子』の象徴に変わりない―――きっとそれが揺らぐなら、それは、自分が未鳥を傷つけたせいだと、そう思う。

未鳥を忘れない、約束を守り続ける為に前線から退き、UGN職員として協力している。
将来的にはアダム・カドモンのこと、自分たちの身にあったことを伝えることができるよう、研究者のような立場を目指そうととしている。
レネゲイドを使用することで記憶を忘れてしまうことから、レネゲイドの制御をより強化するためにブラックドッグのパーツを使用している。
左目が賢者の石、また、右目も義眼となったため、純粋な瞳は無くなったが未鳥を覚えていくために選んだことなので後悔はない。
項のあたりにはレネゲイドによる暴走を制御するためのパーツを埋め込んだ。制御装置が増えたことで、レネゲイドの暴走は無くなり安定した出力が可能となっている。
基本的には前線に立つことは無くなり、戦闘も避けて撤退を優先する。
日々の出来事を、未鳥のことを、皆のことを忘れないように、日記をつけて過ごしている。鍵付きの日記で、日記のこと自体を忘れないように、日記の鍵を持ち歩いている。

【キャンペーントレーラー】

キミたちは元実験体である
キミたちの体はつぎはぎである
キミたちの精神は混成とし
キミたちの足元に落ちる影は過去である

すなわち、キミたちは忘れられる者である

ダブルクロス The 3rd Edition キャンペーン
『Project Code: Harmonious Green』

【第1話トレーラー】

反響する機械の駆動音、子どもたちの苦痛のこだま、暗がりに潜む地下牢
キミたちの心を刺す 11 年前の記憶の数々
それらは全て光の中に葬り去られた

その筈だった、一人の男が封じられた光の中に手を伸ばすまでは
男は闇を掘り起こすことを誓った
それは紛うことなきキミたちのために

いつか忘れられる子どもたちへ
結べ、記憶の焦点を

ダブルクロス　The 3rd Edition
キャンペーン：プロジェクトコード・ハルモニアスグリーン
「1st Code: Yellows on the Memory」

ダブルクロス―――　それは裏切りを意味する言葉。

ロイス
S側崎　未鳥　友情/●悔悟
九首見 光瑠　●憧憬/嫉妬
周 道元　●親近感/疎外感
橘 薫　●尊敬/隔意

成長履歴
尾を喰らう蛇→極限暴走
螺旋の悪魔Lv1→Lv2
メモリー　側崎　未鳥　感情：贖罪　取得
固定ロイスFH→ハルモニアスグリーン計画

反響する大人になれない子どもの呻き声
その孤独は未だ 11 年前に楔を打たれたままで
生々しい痛みをありありと記憶したままでいる
未だ飛ぶことを能わぬ鳥は叫び続ける
誰に？キミたちに
だって彼が願うのはたった一つの約束だから
いつか忘れられるキミたちへ
誓え、心に刻むべき思いを

ダブルクロス　The 3rd Edition
キャンペーン：プロジェクトコード・ハルモニアスグリーン
「2nd code: Forget US Not」

ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。
そして忘却──それは永遠を意味する言葉。

ロイス
両親　傾倒/●無関心
×ハルモニアス・グリーン計画　●好奇心/不信感
S側崎　未鳥　友情/●悔悟
九首見 光瑠・橘 薫　●親愛/隔意
周 道元　●親近感/疎外感
ハルモニアス・グリーン　●覚悟/忘却

取得→Dロイス　想い人『側崎 未鳥』

メモリー　関係：友人　側崎　未鳥　感情：贖罪
『消えない傷をつけた。傷ついた未鳥に、俺は、償わないといけないって―――だって、分からないけどきっと、家族みたいなものだから。』
→変更　関係：家族　感情：覚悟