容姿・経歴・その他メモ

20代前半の男性。麦色の髪，夕焼け色の瞳。細身中背だが，ある程度鍛えていることがわかる筋肉質で引き締まった体格をしている。
オーヴァード界隈では，（特に裏社会を中心に）武器商人を営む者として知られる。
素性の知れなさ，見境なくも見えるビジネススタイルから煙たがられることが多いものの，手段を選べず彼（？）と取引を進めるものはそれなりにいる様子。だってザヒール的には誰が何してもしっちゃかめっちゃかしてたらおもしれーから，正当性とか義理とか知らねー
コードネームの通り，FH，UGN，そのほか勢力問わず自分の利益になると判断すれば，武器・物資等を取引する。
一見すると鷹揚な物言いの青年だが，武器のことになると極めて饒舌で，商品の説明を求めた客が気圧されてしまうほどである。その恍惚と商品を眺め撫で摩りながら語る様は，もはや変態的といっても過言ではない。

職業の通り，お金への執着はそこそこある方だが，正直お金はあればあるほどおもしれーことに出会えそうかな，ぐらい。レネビ仕草。
商売の駆け引きも儲けようというよりも，駆け引きでぐぬぬってなってる相手やあの手この手で取引を成立させようとしてくる相手を見てニヤニヤしたいだけである。性格さあ。

その実際は，「オリジン：レジェンド」のレネゲイドビーイングである。
ノーベル賞のアルフレッド・ノーベルをはじめ，クルップ社など，近現代でも死の商人と呼ばれる人物や企業は多い。ザヒールは，民衆が抱くそれら大小の武力紛争の裏で暗躍し，加担する存在についての伝説や，畏怖・侮蔑などのイメージ，感情，といった集合的イメージによって生み出された存在である。
発生以来，数々の紛争地を渡り歩き，戦闘・軍事ビジネス等に関与しつつ，人間社会や人間の生態を観察している。人間っておもしれー！
憑依型のレネゲイドビーイングで，現在憑依している肉体は，中東地域で生活していた時に行動を共にしていた少年兵「ザヒール」のものである。少年兵と出会った際，別の肉体に憑依した状態であり，成り行きで行動を共にしていた。「ザヒール」が瀕死の重傷を負った際に，同意を得て憑依。オーヴァードとしての能力によって体を治癒するとともに，肉体を借り受けた。容姿に合わせ，ザヒールの名も引き継ぐことになった。現在はザヒールの意識をメインとしながらも，少年兵の意識も弱いながら共存した状態になっている。


いかに武器に詳しく変態的なこだわりを抱いていようとも，戦闘時においても自身が特定の武器を使用して戦うわけではない。
むしろ傭兵時代仕込みの戦闘スタイルを好み，武器は持ち歩かず現地調達（錬成）が原則。
戦闘能力は過酷な環境を生き抜く技として身につけたもの。

ザヒールはアラビア語で「明らかな、顕著な、勝利者」を意味する。
元々姓はなかったが，「武器屋」というところからスミスを適当に通名として使用している。

【死の商人】　Wikipediaより
中世欧州において敵対する勢力の両方に武器を売り、利潤のみを求めた武器商人らの姿勢からこのような呼称が生まれたとされている。
死の商人（しのしょうにん、英語: merchant of death）とは、戦争を利潤獲得の手段として兵器などの軍需品を生産・販売して巨利を得る人物や組織への批判的な呼称、または営利目的で兵器を販売し富を築いた人物や組織への批判的な呼称。戦争挑発の一翼を担う。

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