設定・その他メモ

フリーランスとして吸血鬼を狩ることを生業とする少女。
呪術の知識を駆使して裏稼業で荒稼ぎしている。
その一方で吸血鬼という存在を特別視しておらず、異なる在り方の人類と捉えている。
なので、討伐や管理といったスタンスの対吸血鬼組織は基本的に好きではない。

古来より吸血鬼討伐を行う名家の生まれ。
ある仕事で半鬼を見逃したことにより厳しい折檻を受け、それを切っ掛けに一族の在り方に疑問を抱く。
「世のため社会のため、誰かを殺す救済なんてクソくらえ」と言い残し家を飛び出した。
それ以来、自分のため、金のためにと吸血鬼狩りを続けている。

精氣の操作に秀でていない己の素養をカバーするために一か八かの戦法を多用する。
身の丈に合っていない自覚はあるが、死んでしまったならそれまでの存在だったということ。
自由を謳いながらその実、心は生家に囚われたまま。
あの家は間違っていたと証明するために生き急いでいる。

仕事次第で各地を転々と移動していたが、最近は一所に落ち着き高校にも通っている。
元の苗字は”桜小路”。家を出る折に母の旧姓である”御堂”をもらった。