設定・その他メモ

「なんでこうも人生不運なんだ？？」
「わたしは絶対に高校に行きたい…！そのためなら…化物とだって手を組んでやらァ…！」
「恵の目は見逃さないぜ！！」

金宿一族に育てられた孤児。
霞隠流の忍。

金宿一族は30年に一度有用な人材を鬼灯寮に献上することで地位を保証されてきた一族。

金宿家お抱えの霞隠忍から英才教育を受けたため、諜報術は一流。
ただし戦闘は自衛程度にしかできない。

「霞隠は500年間諜報と暗殺の二点特化で業界に生き残ってきたのさ。だからわたしが叩き込まれたのは諜報術と暗殺術と逃走術だ。戦闘は…まあ、強かったらそれに越したことは無いが圧倒的に逃げる方が褒められる」
「ウチらは"霞隠"だぞ？」
「だから戦闘になった時点で仕事ができねえポンコツ野郎なんだよ。霞隠なのに何も隠れられてない。敵に探知される奴は三流。逃げられない奴は四流。戦う奴は五流以下の大間抜け。
厄介な敵がいたら暗殺しとけ馬鹿野郎。
対象にさえ気付かれず情報を抜くのが霞隠の売りだ。ドンパチやりてえなら雑賀衆に行くんだな」

金宿一族にしても吸血鬼にとって有用だが決して牙を剥けないという塩梅で都合が良かったらしい。

そのため戦闘はほぼおめめさん頼り。奇襲として手裏剣や消火器をブッ放すくらい。