設定・その他メモ

はじめの記憶は室町時代、山奥のとある集落にある死体遺棄場で目を覚ました。
当時そこは疫病に悩まされ、数多の人々が命を落とした。その死体遺棄場にも処置しきれないほどの遺体が運び込まれ、その衛生状況がさらに病の伝染を呼ぶ始末。その病は身体に赤い文様のようなものが浮かぶことから、緋紋病と呼ばれた。

赫嬰はおそらく、そんな人々の病への恐怖心から生まれたのだろう。しかし病を治すような手立てを持たなかった赫嬰は、ただ死体処置を代わりに引き受け、残された人を美しい楽器の調べで癒やすしか出来なかった。

人は知人が亡くなると悲しむのだと、知った。


結局村は疫病により壊滅状態に追い込まれ、赫嬰も村を離れた。その後は各地を転々とするも、あるときは疫病、あるときは自然災害により、赫嬰が居着いた村は100年もしないうちに壊滅していった。


いつしか人々は吸血鬼を恐れるようになり行き場をなくした赫嬰だったが、それを拾ってくれたのが今のパートナー：暁陽介の母、暁月(ルナ)だった。月はひまわり研究所にて吸血鬼の研究を行う研究員であり、研究のために血盟関係を結ぶことになった。
当時５歳の暁陽介とも、その研究所で出会った。両親が研究で忙しい時には、子守のようなこともした。

そんなある日、暁月は研究中の事故により亡くなってしまった。血盟関係により死への恐怖心が欠落していたがために、無謀な研究に挑んだから起きた事故だった。彼女は最期に赫嬰にこう遺した。

「陽介をよろしく」、と

親を亡くした後の陽介は、その研究を引き継ぐことを決意した。赫嬰はそのために自分が出来ることならば何だってするだろう。




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チャパレ用

【絶命共撃】...いつでも/単体※/パートナーと1枚ずつ手札を捨て、[カードの合計以下]の[生命カード]1枚を破壊する。（P.151）
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【幻想鏡界ファンタズム】...参照/単体/対象が[タイミング：攻撃]でない特技を宣言した際に使用(業の鎧、根源解放を除く)。その特技は効果を発揮しない。
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【交響鳴動シンフォニア】...いつでも/場面(選択)/対象の【耐久値】を[10＋練度](最大20)回復
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【武器攻撃】...攻撃/単体/手札1枚/なし/７以下の[生命カード]1枚を破壊する。（P.176）
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【導蝶ソナタ】...攻撃/単体/ダイヤ１枚/なし/対象は即座に[手番]を行う。対象が[行動終了中]なら再度[手番]、[未行動]なら[行動終了]後に再度[未行動]に。対象が血盟なら、その[手番]終了まで、特技で破壊する[生命カード]の数値に+３。自身不可。
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【霧の御身】...常時/自身/なし/なし/受けるダメージ－２。[後手PC]ならさらに－２（計－４）
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【衰滅ピアノ】...解説参照/単体/赤絵札1枚/ラウンド1回/ダメージを受ける時に使用する。対象に与えられるダメージを[【想】+6]点軽減する。

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