設定・その他メモ

「源祖って凄いじゃないですか。無から有が生まれるなんて奇跡に等しい行為ですよ」
「僕だって好きで貶しているわけじゃありませんよ。貴女が源祖に張り合おうとするからです」

一人称：僕
相　方：ヴァレリー、貴女
好きな物：生命の研究、源祖
嫌いな物：夜者、業血鬼、その他理性を手放した存在

　SID所属の元吸血鬼研究員。特に源祖について熱心に調べている。源祖大好き。元々生物学の研究を行っていたが、その過程で吸血鬼という存在を知ることになり調査のめり込む。結果としてSIDに目を付けられたにも拘わらず自分から組織へ転がり込んだ。

　全ての興味は「源祖が如何にして生まれるのか」に集約されており、明らかに生命としての理を逸脱している源祖に崇拝に近い感情を抱いている。逆に吸血鬼の本能が強い夜者や欲望のまま振る舞う業血鬼には嫌悪感を示す。
　この源祖に対する強いこだわりは血盟を結び”信仰”を失ったことで更にエスカレート。実在する非現実的な存在として、ただの奇跡と諦めることもできず暴くべき神秘へと変わりつつある。

　相方については貴種ゆえにあまり研究対象としての興味はない。だが貴種たろうと強く気高く振る舞いながら根っこでは泥臭く人間味のある彼女へ、人間として親近感を覚えている。ま、親近感というか、どちらかと言えば弄り甲斐のある相手ぐらいの認識ですが。