設定・その他メモ

「流行りの紅を買いに行きたいですね」
「古めかしい格好、ですか？そうですね。随分長く愛用している着物ですから」


・母親似
・しかし、赤い瞳が母を噛んだ吸血鬼を思い起こさせると言われ、父親からは特に忌み嫌われている
・女物の着物を着て、白い肌に映える紅を差している。自分を守ってくれる兄は亡くなってしまったが、何度も修繕してお守り代わりに大切に着ている。

◇痕印
・亡き兄との痕印。首（執着心））の後ろに目（後悔）の形をした痕印があるが、着物の衿で隠している。
・兄の忘れ形見・優ずつとの痕印。背中（興味）に満月（安心感）の痕印がある。

履歴

「あに、さま･･･？」
「きみがあの人の孫、その事実があれば充分です」

・一人称：ぼく、二人称：きみ。暁：兄さま(あにさま)、ジョン：ジョンさま
・血盟の祖父とは実の兄弟(双子)
・母親が妊娠期に噛まれてしまい、胎内にいた弟が偶発的に吸血鬼(半鬼)となってしまった
・母を噛んだ赤い瞳を憎む父親から、幼少期に虐待を受けていた
・人より傷の治りが早かったことも相まって周囲から気味悪がられており、兄以外心を許せる相手が周りにいなかった
・本心では自分と兄以外の全てをどうでもいいと感じているが、「人々の暮らしが脅かされる様に悲しむ心優しい弟」を演じている
・兄への「親愛」の情の他に、兄に対しても「いつか捨てられてしまうのではないか」という「恐怖心」を抱いている

・兄の孫である血盟に言い表しようのない「独占欲」のような感情を向けている。しかし本心では兄を亡くした時のように、その忘れ形見である孫まで失ってしまうのではないかと強い「不安」に常に抱えている。
・連血鬼であるジョンに対しては、守るべき人を何度も失いながらも、その系譜を守り続ける姿勢を「尊敬」している。だが本心では亡き兄の最期の時にも傍にいた彼に対して「劣等感」にも似た感情を抱いている。

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