設定・その他メモ

一般家庭に生まれる。
しかし思春期に妹が失踪しており、懸命に家族全員で探すものの見つからず。

その後高校を卒業大学へと進学したが、大学２年のときに吸血鬼事件に巻き込まれる。
その時に助けてもらったSID職員に感謝と尊敬の念を抱き、警察官となる。
配属希望はSIDで出していたが「相良、お前あんなところに入るのか、もっと別な部署があるだろ」、と言われ別部署に配属が決まりそうになったが、血契の適性があったことで事なきを得て無事SIDに配属された。

配属後も暫くは適切な吸血鬼がいないと血盟を得ずにいたが、ある調査の際に吸血鬼の研究所に先輩とともに潜入、屍鬼の起動を目撃する。
自分たちを殺せと命じた吸血鬼に逆らったその屍鬼は、吸血鬼に殺され掛かる。
それを見てとっさに血盟を結んでしまった。
選択の余地などどこにもなかった。

その屍鬼は、自分の妹と同じ顔をしていたから。
本来吸血鬼として死ぬはずの“妹”を無理やり精氣を回し続けることで繋ぎ止めている。


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両親にミコの事は告げていない。
吸血鬼の存在は、たとえ家族といえども公開することは許されない。
ミコも会うことを望んでいるが、会わせてあげることは出来ない。
そもそも厳密にはこの屍鬼は「望心」ではなく、それを核とし寄せ集めの死体出てきた吸血鬼である。

だけと、こうやって姉と呼んで笑って話すこの子に、妹を感じないわけはない。
後ろめたさと、嬉しさと喜びと。

時々胸が張り裂けそうに辛くなる。







妹の名前：望心（みこ）

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