鬼切 兼元
プレイヤー:ゆっけ
「持ち主を喰い殺す呪いの刀……だと?
身の程知らずが自壊しただけのこと、呪う価値もない」
- ファクター
- 吸血鬼
- 起源
- 鬼物
- 流儀
- 奏者
- 練度
- 2
- 能力値
-
- ♥血
- 9
- ♦想
- 9
- 副能力値
-
- 耐久値
- 34=(9+20)+5
- 先制値
- 11=(9+4)-2
- 外見年齢/実年齢
- 人間態:10代後半/500位
- 性別
- 人間態:男
- 所属
- 鬼狩衆
斬ることが許されるのなら、なんでも良い
- 過去
- 呪いの噂
手にした者たちが次々と死んでいく呪われた刀、らしい
- 経緯
- 興味
形のない“理想”を具現化した男だと思った
- 欠落
- 慈悲
無能な畜生に情けなぞ向けて何になる
- 外見的特徴
- 名前
刀匠の銘が刻まれている
- 住まい
- 組屋敷
持ち主の住まいがそのまま己の住まいとなる
- 使用武器
-
- 傷号
- 血枷の咒
- 業血鬼である刀工の名と念が刻まれている。
作り手本人に刀への興味が残されているのかすら不明だが、繋がりは断ち切りきれていない。 - 業血鬼である刀工の名と念が刻まれている。
「火事と喧嘩は江戸の華ってなよく言ったもんだが、
どうぞお控えなすって。
この二尺八寸に鯉口は切らせたくねえもんでね」
血契:黒駒 弥一
- プレイヤー
- 潜鯰
- 信念/職能
- 求道/監者
- 年齢
- 28
- 性別
- 男
- 喪失
- 哀れみ
痕印
- 位置
- 内部(茎)
- 形状
- 鎖
- 相手からの感情1
- 魅惑
- 相手からの感情2
- 束縛
- 約束
- 「これから生涯、貴様の刀は俺だけだ」
血威
名称 | タイミング | 対象 | 解説 |
---|---|---|---|
絶命共撃 | いつでも | 単体※ | あなたと[パートナー]で1枚ずつ手札を捨てる。対象の[捨てたカードの数値の合計]以下の[生命カード]1枚を破壊する。 |
敵切妖途 | 攻撃 | 単体※ | 対象の[生命カード]1枚を、スートと数値を無視して破壊する。 |
交響鳴動 | いつでも | 場面 | 対象の【耐久値】を[10+あなたの練度](最大20)点回復する。 |
特技
名称 | タイミング | 対象 | 代償 | 条件 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
武器攻撃 | 攻撃 | 単体 | 手札1枚 | なし | 対象の7以下の[生命カード]1枚を破壊する |
千年在りて | 常時 | 自身 | なし | なし | あなたの【先制値】を-2する。また、あなたが受けるダメージを4点軽減する。 |
操手協調 | 攻撃 | パートナー | 赤1枚 | シナリオ3回 | 対象は即座に[手番]を行う。対象が[行動終了]中なら再度[手番]を行い、[未行動]中なら[行動終了]後に再度[未行動]となる。また、その[手番]の終了まで〈特技〉で破壊する[生命カード]の値に+2する。自身不可。 |
傷号:血枷の咒 | 解説参照 | 自身 | 【耐久値】5 | シナリオ1回 | [最終決戦フェイズ]における最初の[ラウンド開始]で自動的に効果を発揮する。あなたは[血戦]終了まで【先制値】に+3し、〈特技〉と《血威》で破壊できる[生命カード]の数値に+1する。あなたは、この〈特技〉のほかに、もうひとつ[タイミング:開始]の〈特技〉を使用可能。 |
設定・その他メモ
室町時代に作られた打刀。“兼元”という刀工の銘が刻まれている。
孫六兼元の刀と伝えられていたり、鬼切安綱と混同されることもあるが、知識のある者からすれば全くの別物であることは明白。
生みの親である刀工兼元は、吸血鬼により家族を惨殺され、夜者として一人蘇った。
男は復讐のためだけに刀を打ち、作り上げた最高傑作が“鬼切 兼元”である。強い念を受けて生み出された刀は鬼物となった。
だがその頃には試作品の数々で試し斬りとして人を殺め続けていた刀工は、業血鬼と化していた。
何故刀を作ったのか、斬りたかった対象が何だったのかすらわからなくなった鬼は、刀を残して人里から姿を消したのである。
鬼を斬るがために作られた刀故に“鬼切”の名がつけられているが、斬った事実はない。
逸話というのはねじ曲がって伝えられるもので、「鬼を斬ったことがある」「刀工はこの刀を作ったせいで気が狂って人を殺した」「持ち主が次々と死んでいく呪われた刀」など好き放題語られている。
持ち主が次々と死ぬという噂は“理想の使い手”を求めるあまり、持ち主の身体を好き放題作り替え衰弱死させていたことが原因。特にここ200年くらいは理想に程遠い相手ばかりでかなり無茶をさせた自覚はある。
気位が高く、自分の希望はどんな手を使ってでも押し通す主義。“呪われている”と言われた刀を好んで手元に置いた命知らずで傲慢な過去の持ち主たちの影響を多いに受けている。仇の鬼を斬るがために“理想の刀”と“理想の使い手”を求めた作り手の願いも、慈悲を欠落して生まれたが故に復讐の念には共鳴せず、至高主義のこだわりだけ根付いているようだ。
人間態の容姿は、かつての持ち主たちが「美しいもの」として扱っていた小姓や役者たちの造形を基に具現化されている。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 力の向上 | GM | 参加者 |
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1 | 6/17 | 幕末異聞『煉獄心中』 | 耐久値+5 | 潜鯰 |