設定・その他メモ

【キャラクター概要】
性格は硬い、表情が基本的に仏頂面、しかめっ面。友好的とは言えず、コミュニケーション能力に難がある。
吸血鬼の赤目を隠す為に伊達眼鏡で誤魔化している。伊達なのでかけなくてもいい。


百年以上前、彼は普通の人間だった。
彼には姉がいた。姉もまた人間だったが、『碧星の瞳』が宿っていた。そして彼女の隣には、『碧星の瞳』を守る『星守の鍵』を持った吸血鬼がいた。
両親がいない彼は、姉と吸血鬼と共に暮らしていた。姉に見守られながら、優しい姉を守ろうと吸血鬼に教えを乞い、吸血鬼を師匠と慕って強くなろうと努力した。
時おり、姉を狙う吸血鬼に脅かされながらも、『星守の鍵』の吸血鬼に守られて穏やかな日々を過ごしていた。

だがそんな時間は突如として崩れた。襲って来た業血鬼に、彼も、姉も、吸血鬼も成す術もなく倒れた。
『星守の鍵』は『碧星の瞳』を守れなかった。息絶えた姉に手を伸ばしながら、吸血鬼は瀕死の彼に血を与えた。
「いつか現れる、『碧星の瞳』の持ち主を守るんだ―――『星守の鍵』を、お前が、継いでくれ」
吸血鬼は、姉を守れなかった。守ることが、出来なかった。
引き継いだ『星守の鍵』を握り締めて、彼は決意した。自らが守れなかった姉のような人を、もう二度と出さないと―――『碧星の瞳』の持ち主を、自分は守って見せる、と。
師匠が出来なかった事を、弱い自身が出来なかった事を、今度はやり通してみせると、そう決めたのだ。

【台詞】
「お前が碧星の持ち主だな」
「俺はケヴィン。ケヴィン・キャンベル。心配するな、お前のことは俺が守る」
「……俺は、姉さんを守れなかった。俺も、ルイスも、だから、だから僕は、今度こそ守るんだ」

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