■設定

日本を代表する大富豪、野薔薇一族の血を継いだ女性。
紅茶色の髪と目が印象的な、美しい顔立ちをしている。
黙っていれば清楚なお嬢さん、なのだが、その見た目に反して行動力があり、一度腹を括るとわりとなんでも出来てしまう単純な一面も併せ持っている。

五年前に業血鬼が起こす事件に巻き込まれ、そこに偶然居合わせた吸血鬼に命を救われた。
吸血鬼がなぜ人間である自分のことを助けてくれたのか、その理由は分からない。
それでも、彼がいなければ自分はあの時に死んでいただろう。
血盟ではない吸血鬼が業血鬼に勝てるわけがなく、ただ自分を連れて逃げるだけではあったが、あのような彼自身も危険な状況で自分の事を救い出してくれた吸血鬼のことを尊敬し、そして心を奪われた。
命の恩人である吸血鬼にもう一度会いたい、今度は自分が彼の助けになりたいと考え、密かに行方を捜していた。

――そして再会を果たし、血盟となり、共に業血鬼との戦いに身を投じる事となった。
対鬼組織に所属すると決めたその時から何かあった時に家族に心配をかけたくない、巻き込みたくないと考え、家を出た。
吸血鬼と共に業血鬼から逃げる際、業血鬼の攻撃により背中に大きな傷を負っており、現在は傷口自体は塞がっているが消えない傷跡が残っている。
更に現在は視覚（色彩）も失っているが、たとえ色が分からなくても、それ故に常に白杖が必要な不便な生活を強いられても、好きな人の顔を見ることが出来るのであればそれで良いらしい。

■立ち絵

SKIMAにて購入　絵師：夏目ニワ様

■イメージカラー

rose red(ローズレッド)
#ea618e

■補足

セッション履歴