設定・その他メモ

「エクリシアだと長くないかな？ 気軽にエクシーと呼んでくれて大丈夫だよ」
「ダリウスは今日も元気だね。でもそれで僕を殺せるとでも？ あまり舐めないでほしいな、これでも源祖の吸血鬼なんだから」
「君……えっと、名前がないのか。……そうだな。ダリウス、この子名前がないのだそうだよ。こういうのは君のほうが適任だろう」

柔らかい口調でのんびりとした性格。
人間たちのことは基本的に生きているものの一種としか見ておらず、頼まれれば助けるが、そこに種族的な情はない。かつて信仰されていたがそれも勝手にされていたという認識。
唯一熱を上げたのがかつての恋人だった。

連血鬼との関係：
かつては恋人同士でとても大切に思っていた。
駆け落ちしようと信者たちの元を抜け出した日、見付かって追い立てられる。瀕死になり、自分の血を吸えと愛しい人に懇願され、このまま死なせるよりはと可能性にかけて吸血により相手を殺してしまう。戦闘にはなんとか勝利し、その後SIDに拾われたものの、再び出会った彼には自分との記憶がなかった。
自分を殺した相手として憎まれていようとも想う気持ちは消えず、罪悪感に苛まれながらも生きていることに安堵し、彼の生活を保証するという約束でSIDに所属する。

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