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どこか軽い調子の青年。ただし、根は真面目なので油断すると素が出てしまうこともある。

警察官と教師の親を持ち、幼いころから真面目に堅実に育ってきた。
その甲斐あって無事に警察官となり、赤災の夜の少し前にSIDへ異動、後方支援職員として勤めていた。

就職後も昔からやっていた剣道を続けるために社会人サークルに入っており、そこで出会った交野 紅葉という女性に仄かに想いを寄せていた。
彼女の誘いで、彼女の弟である交野 常葉も交えてシロトリ大サーカスの公演を観に行くことになり、そこで赤災の夜に見舞われる。
ただの人間であった彼に誰が救えるということもなく、自身もまた瀕死の重傷を負っていたが、半鬼であった常葉に請われる形で血契を結び、どうにか生きて戻ることができた。

SIDの職員でありながら何もできなかったこと、想いを寄せた女性を守れなかったこと、その弟の常葉が事件後すっかり変わってしまったことを悔やんでおり、身の回りの人を業血鬼から守りたいという意識が強くなっている。
常葉から精気を与えられて生かされていることについても、複雑な思いはあれど受け入れている。

得意の剣道を生かした攻撃と、他者をかばう動きが戦闘のスタイル。

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