設定・その他メモ

ワルキューレの元ネタになった一族の吸血鬼、最後の生き残り(本人の認識では少なくともそうらしい)

以前から血盟相手とは顔を合わせるたびに戦い合う関係だった。
戦いの中で血盟相手に惹かれていっている自分がいたが、長姉(ブリュンヒルデの元ネタの吸血鬼)の末路を思うと思いを告げることができなかった。

5年前の灰滅事件にて他の一族が業血鬼に滅ぼされたことをきっかけに、血盟相手に血契（プロポーズ）を申し込んだ。

「アイツを倒すために血契が必要なら、僕は君がいい」
「姉妹たちも死んで、いつか君も死ぬなら僕も一緒に死にたい」

といって、わざわざ夕鋼の楔まで用意して絶血の楔を結んだ。

業血鬼を倒した後は人間の姿に寄せて生活している。
何だかんだ人間の生活も楽しんでる様子で、人間文化にすっかり詳しくなった。
見た目も相手の老化に合わせて変えていく予定。

【ふんわり妄想したミラの一族の設定】
・人間と吸血鬼の仲が悪くなる前、血契を結んだ相手を勇猛な戦士へと導くことを使命とする一族だった
・導いた戦士の数だけ血痕が増えるので、血痕の数だけ優秀な吸血鬼という価値観があった。
(とはいえ、ガチの血契を結べるような人間はほんの一握りなので大半の血痕はダミーだったりする)
・人間と吸血鬼の仲が悪くなってからは、その価値観や仕来りは廃れた。(唯一交流があったのはファフナー家)
・ミラは人間と吸血鬼の仲が悪くなった頃に貴種になったため、血契は今の相方が最初で最後の相手

【夕鋼製の楔どこで手に入れたの？】
・答え：ワルキュリア家の倉庫
・端的に言ってしまえば、夕鋼製の楔はワルキュリア家にとって「嫁入り道具&絶縁状」のようなもの。
・後世にまで記録が残るぐらいに、ワルキュリア家の一族の吸血鬼は人間と恋に落ちやすい。他の貴種の一族から「ワルキュリアの娘は(人を辞めても)愛を忘れられない」と揶揄されるレベル。
・惚れやすい娘たちに頭を悩ませたオーディン(ワルキュリア家を設立した源祖)が目に付けたのが「絶血の楔」
・ワルキュリア家の吸血鬼が添い遂げたい人間を連れてきたときに、「一族の眼の前で楔を使って血契を結ばせる」という儀式をさせてた。要は「娘が欲しければ覚悟を見せろ」というのが目的。血契が結べるかどうかは関係ない。
・オーディン曰く「命の共有にビビるような人間には娘をやれない」とのこと。血契が結べなくても結ばれても楔を打ち込んだら仲を認める。
・ただし、楔を打ち込んだ吸血鬼は一族の籍を外される。嫁入り=絶縁&追放。

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