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吸血鬼の100歳なんて人間でいうところの赤ちゃんだろ、という持論をもとに、御原に甘やかしを強いるバブ。

1923年、関東大震災のさなかに生まれた震災孤児の元人間。
がれきの中で野垂れ死にそうになっていたところを吸血鬼の施しによって助けられ、吸血鬼化した。
幼い吸血鬼二人で激動の時代を生き抜いてきたものの、親友は戦争の道具として利用され業血鬼となってしまった。
戦後まもなく、世界に絶望し心身共に疲れ果てたレージは地下の世界に隠れ棲み、成長を止め一日の大半を寝て過ごすようになる。
永い休眠生活の果てに、ついに生命の灯が尽きようとしていたところで偶然出会ったのが御原だった。
本当はそのまま野垂れ死ぬつもりだったが、寝ぼけていたのか御原の姿を親友に重ね、本能的に血契を結んでしまう。
その際に自分自身への執着がまるきり消えてしまったのは、ただ生存することに精一杯だった半生の記憶を封印するためか、あるいは大切な親友を救えなかった自分への罰なのか。
業血鬼となった親友を探し出してとどめを刺してやることが密かな願い。
好きなものはいちごミルク、嫌いなものは地震。名前の由来は、昔は震災の起こった正午から最も遠い時間を願って0時、今は眠ってばかりの怠け者（lazy）から

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