設定・その他メモ

ナイン
源祖の火華
ショットガンの｜山猫《リンクス》とサブマシンガンの｜解答者《フォーアンサー》、二丁の銃火器を自在に操る吸血鬼

対鬼組織によって飼われている、｜首輪付きの猟犬《ハウンズ・ウィズ・カラー》
灰にまみれた黒翼を持つ｜黒い鳥《レイヴン》
敵に死を告げる黄昏の堕天使
戦場で生きて戦場で死ぬことを求められた、選び戦うことを知らぬ雛鳥

海外のブローカー「ハンドラー」から対鬼組織へと引き渡された九番目の個体。
脱色したような白髪と病的に白い肌、血を固めた宝石のような深紅の瞳を持つ中性的な容姿をしており、声も中性的。
男女の区別が全くつかないどころか、性別は「ない」。
源祖の特性上、肉体を変質させてどちらかの性別になることは可能なはすだが、本人は性別に頓着していないためか変化しない。

生まれたての源祖であり、言葉遣いが拙く、感情は希薄で情緒は未発達。
戦い、殺すことしか知らないが故に、それ以外はほぼ見た目通りの子供と変わらない。
源祖の吸血鬼らしく学習能力が高く、文字や言葉をすぐに覚え、道行く人々から僅かにこぼれ落ちた精氣を取り込むことで他者の感情を学ぶこともできる。
しかし、どんなに学んでも、欠落により愛を理解するこもができない。

戦闘では容赦も慈悲もない。
周りからの制止がなければ、命乞いも逃亡も許さずに対象を抹殺するように動く。

戦闘時は黒い翼を背中に展開し、空中戦や高速戦闘をこなす。
ショットガンとサブマシンガンを用いた接近戦を得意としており、サブマシンガンで牽制し、ガンカタや蹴りで体制を崩し、ショットガンで吹き飛ばす戦法を取る。

一発の威力や精密性に優れた単射銃よりも、弾数により反撃の隙を与えない小機関銃と、面攻撃により回避を許さない散弾銃の方が対吸血鬼戦闘では有用だと判断したためのチョイスである。

どちらの銃も改造が施されており、人外の膂力と耐久性を持つ吸血鬼でなければ扱えない反動が発生する分、威力が上げられている。
また、小機関銃は弾数の増量されており、散弾銃は散弾が更に細かく爆発する特殊弾が使われている。

サイドアーム兼切り札として、トンプソンコンテンダーの｜黄昏《ナイトフォール》を隠し持っている。
この大型拳銃は魔改造が施されており、隠し持てるサイズの銃から戦車の装甲を易々と貫き、人体を着弾した衝撃波で破裂させるほどの威力が放たれる。
もはや拳銃の形をした対物ライフルである。
その分反動は洒落にならず、人間が扱えば使った手が肩ごと捥げ、一般的な吸血鬼でも撃った反動で体制を崩して隙を晒しかねない。
おまけに一発撃つ度に手動で専用弾の排莢と再装弾をする必要があり、使い勝手は最悪。
「ハンドラー」から渡された餞別の品であり、普段はお守りとして持っている。

幻想鏡界
実質鏡花水月

百華斉砲
精氣を活性化させ、威力と範囲を強化した銃火器を同時に放つ一斉掃射。
ショットガンを乱射し、撒き散らした散弾を更に炸裂させて範囲爆破を発生させ、追い討ちにサブマシンガンをばら撒いて大勢の敵を殲滅する。
イメージとしては極小の花火を連続で撃ち込まれ、駄目押しに小機関銃による掃射でなぎ払われるようなもの。

練度１：武器攻撃
練度１：漆黒の翼
練度１：瞬間抜銃
練度２：夜闇の翼
練度３：銃火狂い
練度４：火葬主義者
練度５：弾炎収束
練度６：無空の識
練度７：鎮魂の銃火
練度８：乱射弾幕
練度９：夜海還り
練度１０：秘蔵の一発

先制を取って上から殴る型
戦闘に特化しているため、他の分野は味方に任せる
〈漆黒の翼〉〈夜闇の翼〉で【先制値】を大幅に向上させて、ついでに防御と火力も上げる。
〈瞬間抜銃〉でさらに【先制値】を上げ、先制を取れば火力が上がる。
〈銃火狂い〉〈火葬主義者〉〈弾炎収束〉で常時火力を上げ、[モブエネミー]を即死させる。
〈無空の識〉は赤絵札を引き換えに調査進行度を２点上昇させ、捨て札から任意のカード３枚をサルベージできる。
敵が単体の時は、〈鎮魂の銃火〉で《百華斉砲》の効果をスート無視破壊に切り替える。
〈乱射弾幕〉を[タイミング：開始]に使用して【先制値】を大幅に向上させて、火力も上げる。
〈夜海還り〉は赤絵札を引き換えに[戦闘不能]を回復する。
〈秘蔵の一発〉で[シナリオ１回][血戦１回]の〈特技〉の使用回数を減らし、《血威》のコストを低減できる。

傷号は[血枷の咒]。
「ハンドラー」に保護される前に吸血鬼につけられた血の首輪。
【耐久値】を減らす代わりに、【先制値】と火力を上げられる。