設定・その他メモ

髪

赤めの紅茶色

目

赤

肌

白より

身長

171ｃｍ

SIDに所属する前は、東京の○○区にて義賊のような裏社会の治安維持を単独で行っていた夜者の男性吸血鬼

性格は、少々ひねくれてる割にはある程度自分の中の真っ当な正義感があるタイプ、俗にいうツンデレ、割合はツン9：デレ1くらい
元々の性格は小言が多めの品行方正な真面目人であったが、数十年単位で裏社会にて生きていたため、もみにもまれてだいぶ擦れてしまっている
だが、根っこにある正義感のおかげで、完全なアウトローに落ちることはなく、理性をもって事をやり遂げ、受けた施しや借りなどは時間がかかってもきちんと返すタイプである
感情表現はどちらかというと豊かではあるが、基本的に『怒』が多めであるつっけんどんさが目立つ
夜者になり果ててしまった際に『悲しみ』の感情を喪失してしまったため、人が泣いてしまうであろう場面はただただ静かに傍観することしかできない
なお、あまりに悪いことが続きすぎると、『悲しむ』ことができない自分に怒りがわいてくるタイプ

世渡りは最低限できていたため交友関係が広い
SIDに所属してからは、まともな人間のご飯を食べたのは数十年ぶりなため、失敗した料理以外は全部『うまい』といいがち
どちらかというと子供舌
タバコはたまに吸う、吸っても懲らしめたやつから奪ったタバコしか吸わないので、SIDに所属した後もたまにしか吸わない
酒は飲めない、飲んだら即爆睡する、夜者になった時の肉体年齢が未成年だったためだろう


夜者になる前、人間時代は普通の地方の高校に通うただの昭和生まれの17歳の少年であった
高校の部活である演劇部に所属しており、主に舞台に立つ役者を担当していた、髪が若干長いのは当時の演劇部の役作りのために伸ばしていたためである

17歳の夏休み、松造が所属していた演劇部は大会に出るために東京に遠征に来ていた
憧れの都会、好奇心の塊である演劇部男性陣は、大会前日の夕方、興味本位で近くのホテルから遠出しようという話になり学生たちは引率の先生には黙ってこっそり外出
学生たちのこの軽率な行動が悲劇につながることも、松造のこれからの運命を変えてしまうことをしらずに、演劇部男性陣十数名は夕方の都会の町へ繰り出したのである

演劇部男性陣は知らずの内に、コンクリートジャングルの奥深くに迷い込んでしまい、そこに偶然居合わせてしまっていた当時は珍しい業血鬼によって一人残らず、出血死するほどの血を吸われて、何名かは無残に体の一部を戯れに切断されて殺されてしまった
業血鬼は学生らの血を吸いきった後逃走、演劇部男性陣たちがホテルにいないことに気が付いた引率の先生の通報により警察が事件現場に到着する前に、ある人物が学生の大量出血死現場に来ていた
その人物は悲劇の現場に十字を切った後その場を離れようとしたが、倒れているある少年の手がピクリピクリと若干動いているのを発見し、その少年が確かに小さなかすれているうめき声をあげたと同時に、ある人物はその少年……夜者になりつつあった駒鳥松造を抱え上げ、自身のアジトに連れて帰って行った

この時夜者になりつつあった駒鳥松造を助けた人物が、松造の命の恩人であり、のちの裏社会を生きていくための術を教わり、吸血鬼としての生き方を教えてくれた貴種の吸血鬼の師匠である

師匠のアジトにて、夜者になり果て目を覚ました松造は、のちの師匠からの話しと垂れ流されていたテレビやラジオの情報、松造自身の悲劇の記憶から数日かけて状況をすべて理解し、同時期に警察も駒鳥松造の死亡を発表したことから、松造は社会的に死んでしまった人間になってしまった