設定・その他メモ

　人間であった頃から、赤い目をしていたため、迫害を受けていたところを源祖に助けられた。その後、源祖の血を受け、吸血鬼となる。
　４年前、源祖の気まぐれで参加した祭において、業血鬼と遭遇。源祖と共になんとか輝だけを助け出すことに成功する。
　その後、源祖の提案で、輝と引き合わされ、血盟となる。

　一見冷たい印象を与えるが、単純に表情を作るのが苦手なだけである。
　性格は、基本温厚。ただし、守るべき存在を害する相手には容赦がない。
　まめで、大切だと思う相手の世話を焼くことを苦にしない
　親である源祖と二人きりでいたため、ややコミュニケーションに難がある。また、少々世間知らず。

　ほとんどの時間を源祖と過ごし、源祖以外には興味を持たない征。
　そんな征が、珍しく自分から関わったのが輝である。
　当初は、それでも源祖からの指示という意識が強かった。

　それが変わったのは、輝の涙を見た時だった。
　訓練疲れの輝を街へ連れ出した先で、ディスプレイのピラミッドがあった。それを見た輝が、かつての祭の時のように、楽し気に語りだす。久しぶりに見るその姿に、ほっとしたのもつかの間、輝は罪悪感に涙をこぼし始めた。
　その姿に、征は心を痛めた。そして、輝の心が少しでも安らぐようにと、彼の復讐のために剣を振るうことを決意する。

　
　武器はやや細身の剣。柄には鷹の意匠がある。
　源祖から下賜されたもの。源祖曰く、「誕生日祝い」とのこと。

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