設定・その他メモ

一人称：僕
二人称：
身長162cm
体重51kg

フィズ。
半鬼の吸血鬼。
本名は芳野　直（よしの　なお）。

生まれてすぐに父親は疾走しており、片親で育った。
彼が6歳になる頃に事件は起こる。
一緒に遊んでいた子供を傷つけてしまった。
それは子供が切れるような傷ではなく、まるで刃物で切ったような傷。
血奏法によるものだった。
その事件から周囲や母親は直を気味悪がるようになり、孤立していく。
周囲から孤立するようになり、家庭内暴力を受けるようになった。

暴力を受け続け、だんだんと体は弱っていく。
彼が7歳の時に、留守番を任されていた彼は母親を待ち続ける。
しかし、1週間立っても母親は帰ってこない。
捨てられてしまったのだ。

一週間以上、姿が見えなかった彼を心配した、唯一の友達である沢山ユウ。（さわやま　ゆう）
ユウが確認に行くと衰弱し弱りきっている直を発見する。
放置されてから10日目の出来事だった。
見かねたユウは彼を連れ出す。

沢山ユウもまた吸血鬼であった。
事件に巻き込まれ夜者となって復活したユウは裏路地のような所で生活している。
彼は芳野　直を迎え入れ、一緒に生活することを選んだ。
その際に、名前は捨てろ。新しい名前を考えよう。ということで考えた時に、
たまたま落ちていたアルコールの空き缶、
それの名前から「フィズ」と名づけられた。

「どうしてお父さんとお母さんは僕を愛してくれなかったんだろう。」
・・・
そんな事は考えても仕方が無い。
この世界では常に生死が問われている。
だからユウと一緒に生き抜いてやるんだ。

フィズとユウは、裏の世界を。二人で強く生きることにした。
あの日が来るまでは。