延命術式応用型 再生因子応用評価用実験個体 擬似吸血鬼精神侵食躯体 卅陸號 (呼称:澪/エロアテ)
プレイヤー:Nagatsuki
- 練度
- 2
- 能力値
-
- ♠技
- 9
- ♣情
- 9
- 副能力値
-
- 耐久値
- 27=(9×2+9)
- 先制値
- 21=(9+10)+2
- 年齢
- 12/200
- 性別
- 女
- 所属
-
-
- 過去
- 命の用途
-
- 経緯
- 生存
-
- 喪失
- 身体自由
-
- 外見的特徴
- 赤い目
-
- 住まい
- 研究施設
-
- 使用武器
- 魔術
-
- 傷号
- 贄の刻印
痕印
- 位置
- 形状
- 相手からの感情1
- 相手からの感情2
- 約束
血威
名称 | タイミング | 対象 | 解説
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【闇明視】
| いつでも
| 単体
| 裏向きの[生命カード]を2枚選択し、表向きにする(別の[エネミー]から1枚ずつ選んでもよい)
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【不破の盾】
| ダメージ減少時
| 場面(選択)
| ダメージ減少時に使用する。対象に与えられるダメージを[10+あなたの練度](最大20)点軽減する。
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【魔の絶式】
| いつでも
| 単体※
| 対象の11以下の[生命カード]1枚を破壊する。また、対象が[モブエネミー]の場合、対象を即座に[戦闘不能]とする。
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特技
名称 | タイミング | 対象 | 代償 | 条件 | 解説
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武器攻撃
| 攻撃
| 単体
| 手札1枚
| なし
| 対象の7以下の[生命カード]1枚を破壊する。
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【増幅刻印】
| 常時
| 自身
| なし
| なし
| あなたの【耐久値】の最大値を―10する。あなたの【先制値】に+2し、あなたが<特技>で破壊できる[生命カード]の数値に+2する。
|
【術具作成】
| 調査
| 自身
| クラブ1枚
| シナリオ1回
| あなたの[調査]の代わりに使用する。あなたの[調査力]0になるが、[最終決戦フェイズ]中、あなたが<特技>で破壊できる[生命カード]の数値に+2する。
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【不撓不屈】
| 戦闘不能
| 自身
| 黒絵札1枚
| 血戦1回
| あなたは即座に【戦闘不能】を回復する。また、あなたは【耐久値】を10点まで回復する。
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傷号:贄の刻印
| 戦闘不能
| 自身
| なし
| シナリオ1回
| あなたが[戦闘不能]になった際に、自動的に効果を発揮する。あなたは即座に[戦闘不能]を回復する。また【耐久力】を10点まで回復する。
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設定・その他メモ
人間 名:久遠 澪(くおん みお)
吸血鬼名:Eloathe(エロアテ)
12歳、名は久遠 澪。
業血鬼事件に巻き込まれ、家も家族も一夜にして喪った。
崩落した住宅の中から発見されたとき、澪は重度の臓器損傷と強い魔術汚染を受け、意識不明の瀕死状態だった。
“彼”──冷泉啓介の目に、それは「貴重な素材」に見えた。
治療という名目で彼女に施されたのは、冷泉が研究していた延命術式と、そして捕獲・解体済みの吸血鬼 Eloathe(エロアテ)から抽出した再生因子、および魔核の残滓を併用した、極めて危険かつ実験的な複合処置だった。
それは「救い」ではなかった。
澪という人間の命を繋ぐことが目的ではなく、“人間に吸血鬼の再生能力を適用できるか”という、冷泉の理論実証だった。
結果、澪は蘇生した。
だがそれは「彼女として生き返った」のではない。
脳と神経系の一部は再生因子と同調し、人格構造そのものにエロアテの残滓が混入した。
初期段階、澪は記憶を保持していた。
自分の名、家族の顔、失った痛み。
だが時が経つにつれ、感情に“混じり物”が現れ始めた。
誰のものでもない憎悪。
理解不能な衝動。
そして夢の中で囁く、自分ではない“私”の声。
久遠澪とエロアテ──人間と吸血鬼がひとつの肉体に共存しようとする、“不完全な融合”だった。
以来、彼女は卅陸號(36号)と呼ばれ、人格の安定を欠く観察個体として収容されている。
その肉体は吸血鬼に酷似した治癒能力と膂力を示すが、魔力制御は不安定で、精神負荷の上昇に伴いエロアテの人格が浮上するというリスクを抱えている。
現在、卅陸號は戦力としての活用を検討されながらも、未だ「分類不能」とされている。
それは兵器として不安定であるだけでなく、倫理的にも「人間か否か」を問う問題の象徴であり、また、かつての“Eloathe”が何を想い、どこまで生きているかさえ不明なためだ。
ただ一つ確かなのは、久遠 澪も、Eloatheも、完全には死んでいない。
誰かの声に反応するように瞬きをし、
人の温度に微かに揺れる表情を持ち、
どちらともつかぬ名を──
ときおり、唇の奥でそっと呼んでいる。
セッション履歴
No.
| 日付
| タイトル
| 力の向上
| GM
| 参加者
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キャラクター作成 |
先制値+2 |
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