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目立つピンクの髪、赤い瞳。ねじくれた角にコウモリの翼、悪魔のしっぽ。
服か？というくらい露出度の高い上の服に、下には袴を穿いている。
ディースが苗字でメルーフェが名前。日本式である。
メルーフェは長く日本に住み着いている吸血鬼達の里の生まれで、元々里を作った人物は西洋の悪魔（吸血鬼）であった。司っているのは時空間。限りない時間をたゆたうが、日本の美に魅せられて定住したところから里ができた。怪しげな方言は、その里のものだ。
一応日本では、件（くだん）という妖怪の一種ということになっている。
メルーフェは師匠から舞いを教わっており、空間までもを自由に操る幻想的な舞いを得意とする。舞扇は師匠から譲り受けたもの。舞う所作がまた、時空間を操る力にもなる。
性格は刹那的な快楽主義者。いわゆるアホである。だが、舞扇を広げたときにだけは、別人のようにミステリアスになる。ドMで、殴られたり嫌われたりすると大喜びするが、好かれても大喜びする。オールウェイズハッピーである。
スキンシップが多く、キスをするのが好き。それは、時空間をただよう存在だからかもしれない。
愛称はルー。「～くん」「～ちゃん」、あるいは愛称で呼ぶが、本当に気が合う男友達は呼び捨てにする。

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