吾妻 優介
プレイヤー:くろわ
- ファクター
- 吸血鬼
- 起源
- 半鬼
- 流儀
- 奏者
- 練度
- 1
- 能力値
-
- ♥血
- 5
- ♦想
- 13
- 副能力値
-
- 耐久値
- 25=(5+20)
- 先制値
- 17=(13+4)
- 外見年齢/実年齢
- 17/17
- 性別
- 男
- 所属
-
- 過去
- 憎しみの視線
「俺が生まれたから、母さんがいなくなったんだってさ」
- 経緯
- 取り引き
- 欠落
- 愛
- 外見的特徴
- 火傷痕
「気にしてねぇけど……庵さんはあんまいい顔しねぇから隠そうとは、思ってる」
- 住まい
- 同居
- 使用武器
- 血奏法
- 傷号
- 逆血の徒
血威
名称 | タイミング | 対象 | 解説 |
---|---|---|---|
絶命共撃 | いつでも | 単体※ | 自身とパートナーが一枚ずつ手札を捨て,捨てたカードの数値合計以下の生命カードを破壊する. |
月下贈花 | いつでも | 単体(血盟)※ | 対象の血威の使用可能回数+1,自身不可 |
交響鳴動 | いつでも | 場面(選択) | 耐久値を[10+自身の練度]点回復 |
特技
名称 | タイミング | 対象 | 代償 | 条件 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
武器攻撃 | 攻撃 | 単体 | 手札1枚 | なし | 7以下の生命カード一枚を破壊する |
臆病センサー | 解説参照 | 単体 | ダイヤ1枚 | ラウンド1回 | ダメージ減少時に使用,ダメージ-[自身の想+3]点軽減. |
導蝶ソナタ | 攻撃 | 単体※ | ダイヤ1枚 | なし | 対象は即座に手番を行う.対象が血盟なら,その手番中特技で破壊出来る生命カードの数値+3 |
逆血の徒 | 終了 | 自身 | ハート1枚 | なし | あなたは血戦終了まで、特技と血威で破壊できる生命カードの数値+3する。この特技の効果は三回まで重複する。 |
設定・その他メモ
半鬼の少年。ちょっとグレてる一匹狼な子。
血盟相手の小鳥遊庵とは少し前から同居して一緒にいる。親のような存在だが血は繋がっていない。
他人への警戒心が強く、無愛想。でも、困ってる人がいたら放っておけない質。
庵さんに接する態度にも大差はないが、こっちは素直になれないだけ。本当は自分を助けてくれた彼がめちゃくちゃ大事。
血盟結ぶまでの話
吸血鬼の父親と人間の母親の元に生まれたが、母さんは俺を生んですぐにいなくなったらしい。
いつ頃からだったかは思い出せないが、それなりに早くから父さんは、母さんがいなくなったのは俺のせいだって、拳を振るいだした。
痛い。痛み以外分からない。愛なんて知らない。何も感じなくなるのは早かった。
ある日、父さんは俺を連れてとある人間――小鳥遊庵、と言うらしい――の家に転がり込むことになった。
庵さんは初めて見るタイプの人間で、どうして俺たちを受け入れてくれるのか、どうして俺のことを心配するのか、最初は理解できなかった。
環境が変わったら、父さんの暴力ももしかしたら落ち着くかもしれない。俺は子供心にそんな願いを抱いていた。
だが、そんな願いは叶うこともなく、父さんの暴力は庵さんにまで振るわれだした。段々と疲弊していくのに、でも俺の心配はし続ける庵さんを見ていると、胸がひどく痛む。自分に振るわれるどんな暴力よりも、苦しい気がした。
三人で住みだしてから少ししたある日、父さんが振るった暴力で庵さんが気を失うことがあった。その瞬間、ただただ燃え盛るような父さんへの怒りと、庵さんを失うことへの背筋の凍るような恐怖が俺を支配した。
前に飛び出し、蹴り飛ばされ、何かを叫ばれる。いつものことなのに、初めてアイツの頬を殴り返していた。
激昂したアイツの炎に焼かれようとも、止まれなかった。守らないと、喪ってしまうから。
――気づけば、そこには父さん……だったものが転がっていて、庵さんは隣で息を切らしてたし、俺たちの手は汚い血で真っ赤になっていた
生きてた、良かった。ぼんやりと、そんな感情が浮かぶ。
庵さんは俺の手を取ると、その場から逃げ出す。俺はただ、庵さんについていくことしかできなかった。
結果的に、俺たちはなんかの組織に拾われることになった。情けないが難しいことはよく分かんなくて、庵さんが話をつけたみたいだ。
今でもあの時の自分の手を思い出す。もう俺自身に失うものはない。
だからせめて、俺は庵さんを守り続けたい。あの人にどう思われていてもいい、俺を連れ出してくれた恩が返せるなら。
でも、どうしてあの人は今も俺と一緒にいてくれるんだろう。
……その答えが出る時は、まだ来ない。