設定・その他メモ

台詞

「物は物、人は人。しかしこの身は鬼なれば、その狭間に在るモノ」

「いくら飾り立てようと、所詮は人斬り包丁。好きなように呼べばいいさ」

「我が一閃は、袖の雪を払うように」

プロフィール

身長：
体重：
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設定

古くは鬼狩りの武士に使われていた赫谷産の薙刀。制作時期は鎌倉時代中期、自我に目覚めたのはおおよそ打たれてから100～150年前後だったと思われるが、本人曰く「正直いつとか覚えてない」。当時の主については「鬼として目覚めさせるほどには斬ったらしいね」と多くは語らないものの、制作すぐにとある武家に売られて戦場で使われていたことをほのめかしている。のち、鬼狩りの家に渡り、数代にわたって実戦で使われた鬼斬り刀。時代が下り、使い手がおらず休眠していた。

現在の姿は、装飾の美しいグレイブソード(西洋薙刀)。GHQの刀剣接収(昭和二十年／1945年)で持っていかれ、現地で直されたもの。刀剣の接収に関わったとある貴種が休眠中の鬼物であることに気付き保管所有していたが、装飾を施す際に許可を取らなかったため、その男のことはほんのり嫌いである。(西洋貴族的には、実践刀の装飾の少なさに勿体ない！と吸血鬼に相応しい装いにしたつもりだった)
その後、とある刀剣愛好家の手に寄り(平成四年／1992年に)日本に戻される。起きた状態で博物館で保管されていたが、手入れをすると命を吸われる妖刀だとひそかに噂になる。鮮紅騎士団来日の際に助力を乞われ、主に日本の吸血鬼との橋渡しや文化の違いの通し方など、通訳的役割を引き受けた。
刀剣登録証の書類上は、リリエラに買い取られたことになっているため、「つまり、今の御館様ってことだろう？」と仕える相手である認識はある模様。

所属は鮮紅騎士団のバーミリオン・クロウである。欧州のあたまでっかちたち(本人談)に日本文化を教える意味でも、古民家を買い取って住んでいる。「ちゃんと靴を脱いでおあがり」と若い騎士を叱り飛ばすことも。

鮮紅騎士団内において、洋名のほうが通りがいいため、雪だけ残せばいいだろうと適当につけたら、うっかり童話にちなんでしまって後から頭を抱えた。


パートナーとは、
いったいどんなご縁なんだ？？？？？