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俺・お前

ダメ口、理屈っぽい、人間社会の仕組を理解しているが「蓋を開けたらそこまで神聖なものじゃないからな？」という人外ツッコミをする時もある。
大抵の場合、人間にはやや友好的、気に入ったら「手助けはやらんでもない」と付き合う。
面白いもの、サプライズと（ごく少ないが）新鮮なものは愉しめるの意味では好き。
根源に支配される業血鬼はその意味では意外性が欠けていると、彼が考えているかもしれない。


観測と記録という概念から誕生した源祖。
翡翠の目は彼の役割を具現しているようなもの（メタ的に常に自動維持されている血奏術として考えられてもいいかもしれない）。とある奇跡的に精神と連結されてしまった電子空間で片目を竜波に譲った以降、月ごどに一日間、目の色は真っ赤に見える。

中世でアダウルフィヘリを祝福した時はすでに古い吸血鬼だったらしい。
色んな時代や土地を渡ってきたが、自分に関して具体的な経歴より本質を語ることになりやすいため、またまた謎が深いかもしない。
真砂示という名前も、比較的に最近日本の地に住むから使ってた仮初のコード。


事実だけではないその時の感情まで鮮やかに記録される『完全記憶』を持っているので、人間だけではなく、同族である吸血鬼でも彼と同じ視点で世界を見ることまずない。その事実を理解し、完全に受け入れたのでどこか達観した性格。
同時に実際「記憶を整理する」プロセスでもある夢を見たことない。

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