容姿・経歴・その他メモ

あらすじ

ゲイルは盗賊ギルドの依頼を受け、グランフェルデン大神殿に保管されている神聖具“封魔の宝玉”を奪うため、宝物殿へと忍び込んだ。数々のトラップをかいくぐり、ついに宝玉に手を伸ばしたその瞬間、突然、宝玉から黒煙が噴き出し、目の前で消えてしまう。
動揺するゲイルの耳に、神殿内のセキュリティアラートが鳴り響いた。彼は慌てて脱出を試みるも、警備兵に見つかり、窮地に追い込まれる。
追っ手をかわしつつ礼拝堂に身を潜め、様子を伺っていると、差し込んできた朝日の光を浴びた途端、彼の体は妖魔の姿へと変わってしまった。驚いたゲイルは思わず叫び声をあげ、朝のお祈りに来ていたシスターに見つかってしまう。とっさにゲイルはこう言い訳した。
「ボク、ワルイヨウマジャナイヨ。」

妖魔の姿

ウルフの子供程の大きさのジェルボアに近い容姿。日光を浴びるとこの姿になり、月光を浴びると人間の姿に戻る。知能や思想に影響は出ていないが、等身が変わったことによる身体能力の低下が著しい。また、アコライトの神聖魔術や対妖魔の武器が弱点になってしまった。現在、高位神官であっても解呪することはできない。

“封魔の宝玉”

魔族や妖魔を封じる力をもつ神聖具。数体の中位魔族と上位魔族が封印されていたとされ、グランフェルデン大神殿の“ホーリーオーダー”の資格を持つ神官により、宝物殿に厳重に保管されていた。国内外を問わず、商会や研究者から狙われており、盗賊ギルドがどの組織から奪取の依頼を受けたかは不明。

キャラクター設定

経歴

　１５年以上前に王都を騒がせた盗賊“ガイル・ロッゾ”を父に持つ。その父親に惚れ込み駆け落ちをしたシャルル商会の令嬢“アリーゼ・シャルル”を母に持つ。
　父が王国騎士団に逮捕され、母と共にシャルル商会に引き取られるが祖父母から煙たがられ、母が１年足らずで病死してからは即刻、グランフェルデン大神殿に併設されている孤児院の前に捨てられた。
　３～６才頃までは孤児院で過ごし、神官たちの仕事を盗み見て読み書きや算術を独学で取得し、神童と崇められていた。しかし、貧しい暮らしによる、孤児同士の喧嘩やいじめといった摩擦に嫌気が差し、脱走する。
　行き場のないまま、しばらくは貧民街でゴミを漁りながら生活していたが、祖父母から「卑しい盗人の子」と言われていた記憶がよぎり、その意味を知ったことで試しにいくつかの盗みを行なう。その全てが上手くいき、様子を見ていた盗賊ギルドの幹部からスカウトされ、盗賊としての技能を叩き込まれる。そして、１２になる頃には“銀の孤狼”の異名を持つ盗賊として名が知れるようになる。

性格

　端的に言えばクズ。盗賊ギルドからの依頼で貴族や神殿から装飾品やマジックアイテムを盗み、得た報酬はギャンブルと女遊びで散財し、気に入らないことがあれば暴力で解決する。特に盗みに美学やプライドがあるわけでもなく、小銭が欲しいときは通行人から財布をくすねたりもする。平時は自分より格上にも喧嘩を売るが、窮地に陥れば格下にも媚びを売るしたたかさを持つ。

セッション履歴

収支履歴