容姿・経歴・その他メモ

「ルーチェが幸福であってくれさえすれば、私はそれでいいんだ」
「あぁ？うるせぇ全員灰だ、テメェら。燃え残ったら首に訊く」

ラモエル村の祭祀見習い。白髪に近いぼさぼさの銀髪、翠みかかった白い粘液の肌、隠れた赤い瞳。
祭祀見習いは表向き。首級術という妖魔の死体（首）から情報を聞き出す珍しい呪法を修めており、
近隣の町や軍から「仕事」を請けて生計を立てていた魔術師。
村に捨てられた時に握りしめていた鎖（グレイプニル）を触媒に術を行使する、またコレで首をねじ切る。

トロウルの血を引く半魔（ヒューリンHB：ポーカスホーカスで表現）で、平時は慇懃な陰キャだが
怒りに駆られると魔族の特徴が強く出た凶悪な容貌に変化し、言葉遣いも乱暴な男のモノになる。
実のところ、性別も完全な中性であり、本人の性自認も特にどちらということない。
忌み者である自分と接してくれるルーチェに変な噂が立つのは避けるため、女性と言うことにしている。
村にいた時は厳めしいコート姿だったが、それなりに目を引くローブ姿に着替えている。
これも彼女が目立たないように、という計算の元

ルーチェは溺愛、というか偏愛しており、行動原理としては彼女が第一。彼女もフローズの事を”ハティ”という愛称で呼ぶ。
村人からは畏れ半分、侮り蔑み三分他二分位で接されており、
ルーチェと保護者代わりの村長位しかまともに接することはなかったため、対人経験値は乏しい。
妖魔の首の魔術を伝えた師匠（エルレンマイアー）もいるのだが、「アレは人じゃないです」が本人の弁。

根はものぐさで、かなりズボラ。村以外の世界をろくに知らないのは村娘のルーチェと似たり寄ったりであり、
可能な限り慎重であろうと努めているが政治や陰謀には疎い。
趣味は読書で、神話や伝説―特に古の建築物や宮廷、街にまつわる話を好んで読む
ワーリトの書斎で見つけた“庭園”の図鑑と彼から寝物語に聞いたそれにまつわるエピソードが、興味の発端であり、どれに出てくる「テール＝マエ・ロマーエの秘宝」はいつか目にしたい、という欲望があったりなかったり
→見つかって、趣味に「温泉めぐり」が加わった。

履歴

コレカ・ラモエル村から逃亡し、エルーラン王国に亡命。
大神殿、赤枝騎士団とのコネという望外のチャンスを逃がず、平穏を獲得しようと奮戦している。
ルーシディティ・ウィンスレットを信頼できる人物として置き、臣下としての立場を得ようと画策中。（第3話）
赤枝の騎士になる。パーティのお助けキャラ、ドラグの妹である半魔のリタと邂逅。魔術戦でボコボコに負けるも、同じ半魔同士、彼女との因縁を感じずにはいられないのであった。（第4話）
温泉の町ルネスのテールマエ・ロマーエの秘宝の真実に気付く。旅の余興として始めた探索であったが、トロウルの半魔であるため入浴の習慣を持たぬフローズにとって初の”温泉”は衝撃的な気持ち良さと歓びに満ちた体験であり、仲間たちとの裸の付き合いは、かけがえのない思い出となったのであった（第5話）
ウィンディアの地下遺跡でホーリーロッドを発見。ロッドは聖邪対になっており、それぞれに巫女がいて、ルーチェは片割れらしい。あと帝国将軍マリーアと高潔将軍ユースティに粉かけられた。（第6話）
聖剣を手に入れる道程で要塞を攻略、帝国将軍ドロテアを手にかける（第7話）
聖剣セレスティアルをついに手に入れる、がデスキスによってルーチェは連れ去られてしまう。失意に沈むが、彼女の生存に望みをかけてエルーランに残り、帝国と戦うことに（第8話）
ルーチェのいる帝国に迫るため、聖剣の加護で王国軍を鼓舞。最終決戦で帝国聖騎士団を打ち倒すも、王国への不信と憎悪から殺戮に走ろうとするもアルに止められる。がその後まさかの皇帝ゼダンが登場。帝国の地で決戦に向けて動き始めるのだった（第9話）

セッション履歴