風の時代にエルダの一部が神々に反旗を翻したのとほぼ同時期に争いを嫌い、未開の地であるマジェラニカ大陸のダーラ島へと移り住んだエルダの生き残りと、火の時代に移り住んできたヒューリンを祖先にもつ家系に生まれた少女。
彼女の代では既にエルダの血はかなり薄れてきており、ほとんどヒューリンの特色しか出ていない状態となっている。

さて、そんな彼女の家系だが、先住民であったエルダとともにマジェラニカ大陸を開拓するに手法として錬金術をとった一派であった。
その手法は他の開拓者とともに徐々に最適化され、やがてガーデナーという大系に分類されるようになる。
いわば彼女は生粋のガーデナーの家系であり、彼女もそのことについての自負を持っていたのだ。

しかし自然の驚異が未だ跋扈するマジェラニカ大陸では血筋や才能だけでは太刀打ちできないのもまた事実。
そのため、一族の通過儀礼となっている大陸外に出向き、その力を磨く旅に彼女も出たのである。

余談だが、彼女に最も適正があったのが地、火の2属性だっため、最初に使えるようになったガーデナースキルも溶岩地帯を生成するというとても開拓に向かないものであった。
ガーデナーとしては落ちこぼれもいいところである。しかし彼女はそれに落胆することなく、その活用法として地中に溶岩を生成し、加速度的に宝石を作り出す手法を編み出した。
たしかに開拓には向かないかもしれない。だが、その宝石は錬金触媒と富を与えるものとして、そしてなによりガーデナーの新たな価値としての道を開拓したと言えるだろう。

身長

154cm

髪色

金色

瞳色

紅玉色